Monday, November 28, 2005
祝*高速回線

今日、我が家にもやっとブロードバンドの時代がやってきました。それまではアナタ、56kですよ。ダイヤルアップですよ。
ニュージーランドは日本のように多くのプロヴァイダが価格競争するほどマーケットがデカくないんで、企業はともかく一般家庭では今でもダイヤルアップが主流なんです。市内通話なんかもともとタダだから、無料プロヴァイダがあった頃なんか電話の基本料金だけで普通にネット乗れてたし。でも、やっぱり仕事がらみで大きなデータの送受信をしたり、複数のサイトをドカーンと一気に開いて原稿を書いたりするにはダイヤルアップは地獄だったわけです。で、「今加入すれば無料でモデムが付いてくる!!お得だよーお得だよー」っていうプロヴァイダのクリスマス商戦に乗のせられて、ブロードバンド導入に至りました。

ところがですね。

半年ほど前、古かったけど快適に動いてくれていたコンピュータが突然煙と火花吹いてHDDと共に丸ごと死亡。しかもその時にどーしても2、3日中に印刷屋にデータをいれなくちゃならない締め切りギリギリの仕事があったんですよ。データはほどんどできあがってたのに、全部最初からやり直し。しかもやり直そうにもコンピュータがない。途方に暮れて、まっさらになったHDD握り締めながらコンピュータ屋のオヤジを涙目でみつめていたら、「アンタの義理の父さんが捨ててったやつ持って帰る?」と一言。オヤジが天使に見えた一瞬でした。そりゃーあなた、とりあえずネットに乗れてイラレとフォトショが動くんだったらなんでもいいって感じで、そのまま持って帰りましたよ。Windows95(!)で、HDDが2G(!!!)という切ない仕様でも、このコンピュータは見事にあたしのピンチを救ってくれました。

で、いくらなんでもWin95じゃどーしようもないんでOS乗せ替えたんですが、んなことしてたらディスクの70%がOSとサービスパックで埋まり、仕方なく外付けを購入。そして外付けを使い始めて以来、とりあえず仕事はできるし「次のマシン買う金ができるまでこれでいいべ」と、10年前のコンピュータ環境で満足してしまったあたし。えーと、Ethernetのプラグなんて差し込むとこないし、USBは1.1しか対応してないし、CPUもメモリも貧弱。つまりですね、ブロードバンド入れようが入れまいが、あんまり関係ないってことです。問題は回線じゃなくてハードだと。そのくらい気付けよと。…やーね、クリスマス商戦って。


Saturday, November 26, 2005
ビバ★ビンボー

それにしてもフラットメイトが決まらなくて困ってます。確かに値崩れしてるCity内のアパートメントみたいに家賃は安くないけど、ウチぐらいボーっと暮らせる環境って珍しいと思うんだけど。便利だし、庭は広いし、バス停目の前だし、夏は涼しいし、冬は暖炉が使えるし、しかも部屋に家具が揃えてあるから手ブラで入居できるし。

ニュージーランド関連のサイトを訪ねて最近のワーホリさんやワーホリ君が何を基準にフラットを選んでいるかを調べてみると、「Cityまで徒歩10分圏内」、「できれば新築」、「同居者のほとんどが日本人で、できれば親日家のKiwiが1人か2人」というのが条件になってることが多いよう。じゃぁ日本でいいじゃん。っつーか、ワーキングホリデーの人たちはいつから日本での生活とまったく同じレベルの生活をニュージーランドの滞在に求めるようになったんでしょーか。別に築90年のアンティークな我が家に無理矢理越して来いって言ってる訳じゃなくて、「アイツきんもー!!」とか叫びながら街でヴィトンのバック下げてハイヒールでブリブリ歩いてるワーホリちゃんを見ると、どうしても「なんか違うんじゃないの」と思ってしまう。
パートタイムで1日2、3時間語学学校行って、家に帰ったら日本人のフラットメイトと日本のTV録画観て、Kiwiの彼氏とはあんまり会話が通じないからとりあえずセックスしとく。なんてのはもうデフォルト。日本で外国人の男引っ掛けて、英会話スクール行ったほうが安いのになぁ…。もちろん、そんなんじゃないワーキングホリデーの人もたくさんいるけどね。

そういえばまだ日本にいた頃、どうしても英語環境の生活がしたくて"外人ハウス"にしばらく住んでたことがありました。あまりにボロすぎて消防法で居住禁止になった家を、大家が内緒で外国人に貸してたのね。2階へ上がる階段の途中に巨大な穴があいていたので、酔って帰ってくると絶対に自分の部屋にたどり着けず、気がつくと階段下の納戸で後から落ちてきた人の下敷きになって寝ていたなんてのはあたりまえ。自分の部屋といってももちろんルームシェアで、6畳に3人、さらに押入れの上下にひとりずつ住んでました。
今考えると英語環境というより異常な環境。それでもその頃は楽しかったけど。まーアレだな、今も昔もあたしはビンボーでも幸せになれる体質ってことだな。


Thursday, November 24, 2005
オバの野望

あたしが担当している日本語雑誌の連載記事をオンラインでも読んでもらえるように新しいサイトを作り、誌面とシンクロさせたいなぁと以前から考えていたのですが、いよいよサイト構築をスタートさせました。

出版社との兼ね合いもあるのでまだ詳細は伏せますが、連載記事以外にも多くの内容を掲載する方向で検討中です。というか、とんでもないものが完成するような予感。お正月までには稼動させたいと思ってます。どうかお楽しみに。
「ニュージーランド在住者のブログ」なんて言っといてココにはあたしのボヤキしかないので、ニュージーランド情報を収集に来た人はガッカリしてるだろーなーと思ってましたが、新サイトがスタートすればちょっとは貢献できるかも。

今日は結婚記念日。しかも6年目。そりゃー歳もとりますわな。


Tuesday, November 22, 2005
パスワード地獄

ここんとこ、あまりにも多様なサービスを展開し過ぎてヤミ鍋状態のGoogle。あたしも同社から提供されている複数のサービスを利用しています。ところがですね、Googleを含むすべてのサービスにおいてEnvy Inc.としての会社関連、ブログやその他のサイトの運営、個人的な使用目的などによって必要となるパスワード、ユーザーネーム、メルアドがそれぞれ違うわけですよ。更に、原稿執筆の際に使っている多くのリソース・サイトにもパスワード・プロテクトがかかっているものがあるほか、イヴェントやパーティの情報をポストするのにもメンバ登録で使用したユーザーネームとパスワードが必須。

もー気が狂いそう。

オートコンプリートを残しておけばInternet Explorerが勝手にフィルしてくれるんでしょうが、コンピュータを旦那と共有してるせいもあってたまに消去しちゃうし(別にコソコソ悪いことしてるわけじゃないけど)。Googleツールバーじゃ複数設定がムリ(しかも、クレジット・カードの詳細が自動でフィルできるオプションなんて怖くて使えません)。
そこで、これらの情報が一括管理できるフリーウェアを VectorからDLして使っているんですが、プログラム起動→プログラム自体にかかってるパスワードを入力&解除→プログラム動作開始→任意のフィルしたい情報を探して選択という流れになるため、確かに便利なんだけど(と言うより、プログラム自体は全然悪くない)、どうしてもある程度の時間のロスが生まれます。

どなたか、コンピュータと連動して指紋照合ができるユニットを開発してくれませんかね。で、IPアドレスを参照して登録されている指紋と合致したら、ログアウトするまでプロテクトかかってるすべてのサイトにそのままアクセスできるようになって、指紋データベースは数時間ごとに違うパターンで暗号化…。ムリか。指紋データベースを作る時点で、国家レベルの組織が必要になるな。


Monday, November 21, 2005
Noche無事終了。どうもありがとう

土曜の夜にNoche del Latinoに足を運んでくれた皆さん、どうもありがとうございました。
さすがに初回と比べると勢いが落ちましたが、今回もあたしのセットの時間でピーク動員数を記録し、役目は果たしたという感じ。
早朝3:30amからラグビーの試合中継がTVでオンエアされたので、2:30amあたりからだんだんとフロアの人口密度が低くなっていきました。こんなにも各業界がラグビーに振り回されるのってニュージーランドぐらいじゃないですかね。もう、黒いジャージ着たわら人形作って5寸釘打ち込むしかないです。

メインDJ、Karn Hallのセットは強烈でした。正直、「Hip Hop DJがどれだけHouse回せるか聴いてみようじゃないの」ぐらいの気持ちでいたんですが、選曲、Mixの正確さ、聞かせドコロの盛り込み方、すべてにおいて文句なし。一応あたしはHouseで飯食ってますからね、愕然としましたよ。あれじゃかなわないです。しかも、人がまばらになったダンスフロアに対しても気を抜かず、今回のテーマだったLatin Houseにきちんと沿う楽曲を丁寧に回してくれました。大モノになっちゃうと、「おめーら、俺のプレイ聞けっ」ぐらいの勢いで好き勝手やるDJが結構いますが、それとは好対照の、好感度、クオリティ共に高いセットだったと思います。聞き逃した方、もう後悔しても遅いですが…マジで損しましたね。Karnは今後、NZで最も新しい音楽チャンネル、ALT TVでホストとして番組をスタートさせます。気になる方はぜひチェックを。

打ち上げはいつものようにSupper Clubで。あたしはもうあまり酒は飲まないんだけど、旦那が「俺のツケで飲んでいいよ」と口を滑らせたので、久々にゲロるまで飲ませていただきました。
そーいや、K'RdにGay ClubのFamilyができて以来、SupperにもFamilyから流れてくるGayの子たちが増えているんですが、その中に常連のオネエ系の子がいるんです。毎回、顔を合わせるたびに、「ホレちゃだめよっ。アタシGayなんだからっ」、「アンタになんかホレないわよっ。アンタに入れるもんも持ってないし」がご挨拶。あたしに旦那がいることも知ってるので、ダンスフロアであたしが男性客にからまれてるのを見ると、客を後ろからはがいじめにして首スジにカブリつきながら強制退場。おかげでSupperでは男性からまったく声をかけられなくなりました。……オバちゃんフクザツ。



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Saturday, November 19, 2005
パーティ開始まであと2時間

Latin味Houseパーティ、Noche del Latinoは今夜10時からChicane (198 Ponsonby Rd. Auckland)で開催されます。都合がつく方はぜひ踊りに来てくださいな。なんつったってアナタ、入場料無料ですから。朝4時まで開いてますので、飲食関係でお仕事をされている方も仕事帰りに寄っていただくことが可能です。DJ Lineup置いときますね。

10pm - 12am Hina

12am - 2:30am Dylan Adams

2:30am - 4am Karn Hall

Mano Tintoのパーカッションは11pmスタート、2amまでは確実にパフォーマンスされます。では、のちほどお会いしましょう

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Friday, November 18, 2005
S O N Y 終 了

実はGoogle AdSenseに申し込みをしたんですよ。ホラ、あたしはDJ兼社長という名のニートですから、少しでもカネになることは導入しておきたいと。や、こんなオバちゃんのボヤキなんか毎日巡回して読みに来る人なんていないだろうし、最初のchequeもらうのが10年先とかになりそうなんですがね。一定金額が貯まらないと換金できないから。
で、Google AdSenseってのは認証されてからでないと稼動しないわけですよ。そのために"中の人"が申し込みをしたサイトをわざわざ手動で訪問して"Google提供の広告を掲載するのにふさわしいサイトがどうか"を確認するもよう。

ちょっと待ってください。

前回の投稿内容がGoogle Analyticsの罵倒ネタじゃないですか。これを見て"ふさわしくないサイト"と判断されたらオバちゃん困ります。人間関係ってのは第一印象が命です。んなもんで、あわてて"認証待ち"の印である公共アピールのタグを貼り付けて、Google信者であることを強調してみました。あたしってバカ。

そういや、SONY BMGから発売されているCDにrootkitがオマケに付いていた件は日本じゃ全然報道されていないようですが、規制ですかね。新しいWalkman(もう不具合発表になってる)の発売と発覚の時期がちょうどカブったし。それにしても、いくらアーティストのイメージ保護したいからって、該当CDのタイトルさえ発表しないなんてちょっと異常。
しかもこのrootkitをアナライズしてるFinlandのMuzzy氏によると、iPodとiTunes対応の著作権保護機能(Digital Rights Management = DMR / これが入ってると音楽ソースのCDへのコピーに制限がかかって、任意のコンピュータ3台まででしか再生もできない)をクラック、今年5月にブログで本来のDMRの機能が作動しなくなる"FairPlay.no"を発表したNorwayの天才君、Jon Lech JohansenのソースをSONYはCopiright無視オープン・ソースの記述なしでrootkit内にブチ込んでたと。おまけにソース内の暗号列を解読したら、copyright (c) Apple Computer, Inc. All Rights Reservedの文字。もうダメだな。こんなものがバレないとでも本気で思ってたんだろか。

わかりやすいSONY崩壊までの流れ

SONY BMGのCDをコンピュータに入れるとAutRunでプログラムが起動して、インストールの際にrootkitが侵入、「そのCDが何回再生されたか」やIPアドレスなどの情報を密かに送信していたことが判明

アンインストールしようとするとコンピュータがぶっ壊れることで話題に(Microsoftが"悪意のあるソフトウェア"に指定)

SONY、「rootkitなんて誰も気づかないからいいじゃん」と開き直ったものの、自社サイトで修正用のパッチ配布を開始。でも、パッチによってセキュリティホールがドカーンと開くことがわかって配布中止

rootkitソース見てみたら、他人が作ったものをつなぎ合わせて作った著作権完全無視コードだったのにオープン・ソースであることが記述されていなかったとわかる

それによって世界屈指のハッカー、クラッカー、挙句の果てにはAppleにまでケンカを売る

rootkitが仕込まれたのはアメ版のCDだけ。ところが、輸入CD規制がかかってタマ数が減っているはずの日本の感染台数は最低でも21万台 (←今ココ)

Vaioの出荷時点でメモリに同様の仕掛けがしてあったことが発表される

SONY泣いて詫びるけど業界からは村八分に

ってことだと思うよ。マジで。どうなるんだろ。あたしはCDRだってSONYのは買わないけど(高いから)。でもPS3だけは出てくれないと困る。
あ、ココに詳細まとめてるWikiがあった。


Wednesday, November 16, 2005
アラアラ、責任者出てきた

昨日、Google Analyticsでアカウントを取得しようとしたのに、国を指定する際のメニューにニュージーランドがないと大騒ぎ→Googleにクレームしましたが、先ほどGoogleからメールが届きました。

>> ニュージーランドはご用意しておりません。
>> 今後追加してまいりたいと存じます。

えええええっマジですか?せめて「忘れちゃったから近日中に追加するね」ぐらいのことは言って欲しかったんですが。それとも本当に「ニュージーランドはいらないと思ってご用意しませんでした」なんでしょうか。ツバル(ツバルの人ごめんなさい)とか東ティモール(東ティモールの人ごめんなさい)だってあるのに。オバちゃんくやしい。

さて、以前から試運転中だったこのBlogでのカテゴリ表示が、今日から本格的に稼動するようになりました。表示が文字化けしていたのをクリボウのBlogger Tipsを運営されているクリボウさんにアドバイスしていただき、修正して実現しました。見知らずのあたしを助けてくれるなんて、なんて優しい人なんだろう。みんなでクリボウさんのサイトへ行って、Amazonのアフィリエイト押しまくりましょう(←今日はあえてGoogle AdSenseとは言わない)。



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Tuesday, November 15, 2005
オラオラ、責任者出てこい

出版会社を辞めて記事の外注だけをもらうようになって以来、週末はDJとして出没しつつもこれからは静かに目立たないように生きていこうと決めたのに、このBlogを始めてしまった以上、「どうせやるなら世界の皆さんにあたしのバカっぷりを…」と変な使命感を感じてしまい、今日からBloggerにデフォで付いているWeblogs.comへの通知を解禁。さらに、30過ぎの主婦にはかなり訪れにくいネタであふれかえるBlogPeopleのサイトでメンバー登録までして、"ぶろっぐぴんぴん"なる最高にアホっぽいネーミングのping送信用のアプリを恥も外聞も無くゲット。

ところで。

Googleが今まで有料だったアクセス解析ツールの無料提供を始めたと聞いてすぐさまGoogle Analyticsのサイトへ行ってきました。まずGoogleのアカウントを取得させられ(Gmailのお誘いなんか誰からも来ないし、これまで必要なかったのよ) 、でもって、ツールを使うにはツール用の別のアカウントをもうひとつ取得しなければなりません。んもーこの時点でオバちゃんイライラ。
しかも、連絡先入力の画面でプルダウン・メニューから国を選ばなきゃならないんだけど、そこにニュージーランドがない。アルジェリアからジンバブエまでどこを探してもない。ニウエとかノーフォーク・アイランドなんかの小島ですら載っているのに、ニュージーランドだけがない。
何かの間違いじゃないかと思ってUK Englishや日本語以外の言語でも調べてみたら、US Englishのサイトでは唯一ニュージーランドが選択できるようになっていました。でもこの国はイギリス色が強いから、あえてUSサイトなんて誰も選ばないだろうし、だいたい国民感情的にこれは許せないんですけど。マジで世界のGoogleからも忘れられちゃうような存在なんでしょうか。っつーか、そのおかげでアカウントの取得ができなかったあたしの欲求不満を誰が満たしてくれるんでしょうか。

Googleにクレームのメール出しました。
欲求不満のオバちゃん最強。コワイものなし。



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Monday, November 14, 2005
強い意志

日曜日の夜。
火曜日までに入稿しなければいけない月1の原稿が2本あるというのに、予定していたミーティングが突然キャンセルになったのをいいことに夕方までほぼ何もせずにホゲーっと過ごすあたし。近所の本屋で入手したFree Magazine "Vice"で死体処理のHow toをじっくり読んだら鬱になったので、「さー原稿書こうかなー」と言いつつもターンテーブルのスイッチを入れてしまい、結局、2時間くらい独りの部屋で原稿のことなんかすっかり忘れて気合の入ったスピン。ふと気がついたらもう夜8時過ぎ。宿題にまったく手をつけていない8月31日の小学生みたいな気分になって、「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだぁぁー」とエヴァンゲリオンのシンジのように念仏を唱えながら、やっとコンピュータの前に座ったのが10時過ぎ。

しかし、書き始めてはみたもののぜーんぜん筆が進まず、「とりあえずコーヒーでも飲んでリフレッシュ」と言い訳しながらキッチンに向かう途中、やめときゃいいのにTVのスイッチを入れたら、なんと日曜ホラー劇場で"Shining"を放映中。しかもJack Nicholsonヴァージョン。「なんでこんな夜にこんな名作を…」と文句を言いながらも結局最後まで鑑賞→そのままカウチで爆睡。

何やってんだ、あたし…


Saturday, November 12, 2005
火吹き男と一輪車の夜

来週土曜日にひかえた我が社Envy Inc.がオーガナイズするパーティ、Noche del Latinoのために多くの方々が惜しみない協力をしてくれています。今日の午後は、以前、日本語雑誌を発行している出版社で同僚だったTokiちゃんが、「旦那にフライヤー配らせるからもっともらっとく」とウチに寄ってくれました。

通常、主婦同士が家でお茶を飲みながら話す話題といえば、子供のお受験、旦那の昇進、家のローンあたりがデフォルトだと思うのですが(ステレオタイプですんません)、Tokiちゃんもあたしもお互いに「子なし、家なし、金もなし」の3ナイ夫婦。今日の話題は「なぜ第二次世界大戦で日本はドイツと手を組んだのか」と「朝鮮半島はどうして南北に分かれなければならなかったのか」の豪華2本立てでした。
あたしは会社を退職した現在でも前出の日本語雑誌に歴史にまつわる記事を連載している関係で、つい最近Wikipediaで「日本史の出来事」とそれに関連した世界の動きを読んだばっかりだったから、これはもう超ストライク・ゾーン。久々に熱い会話が楽しめました。気になる方はぜひ、時間があるときに少しずつでも読み進めてみてください。 → Wikipedia 「日本史の出来事」

それにしても、あたしみたいに中学の頃の歴史のテストで毎回0点取っていたような人が歴史関連の記事を連載しているという事実がスゴイ。

夜は来週行われる"ラテン味のHouse"がテーマのNoche del Latinoのプロモーションのため、フライヤー抱えてSpongeへ。パーティの会場は同じ建物の2階にあるChicaneですが、どちらも同じオーナーが経営しているため、プロモーションは外テーブルがある1階のSpongeで開催。先月と同じく3人の火吹きダンサーが登場し、火のついたバトンをブンブン振り回しながらボーボー火を吹いてくれました。途中、高さ3メートル近くもある一輪車に乗った兄ちゃんがたまたま通りかかって猛烈なスピンを披露し始め、ほとんどサーカス状態に…

§火吹きダンサーのパフォーマンスで使用したレコード§

■ The Cube Guys - "The Quiero"
Intrallazzi & Provera Miami Mix (Stealth Records)

■ Afro Medusa - "Pasilda"
Haji & Emanuel Vocal Mix (Azuli)

19日のパーティ当日にはスポンサーであるBacardiの協力で実現した、あたしのBootleg CDの配布もあります。また、MoneyshotのTシャツ、キャップなどのGiveawayも大量にご用意。詳しくはGeorge FMのCMで。本場ブラジルからのサンバ・ダンサーのパフォーマンスも!!



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できたー。やっとできたー。

自慢じゃないけど、数年前に始めた最初のblogは3日で終了。で、その次に始めたのは7日で終了。そしてきっと今回は10日で終了。なのに、こんなにレイアウトに命かけてどうするつもりなんでしょうか。丸2日費やしてカスタマイズしまくり。煙草吸いまくり。
この、「ダメなの、ダメなの!あたしだけのオリジナルじゃないとイヤなの!」と執拗にオリジナルにこだわる理由は、幼い頃に受けたトラウマが原因だと確信しています。

小学校の低学年だった頃のこと。ある日、学校の近くの文房具屋がハンコを売り始めました。三文判のように苗字ではなく、一般的な名前がローマ字で彫られた、ピンクやブルーのインクが入った子供用シャチハタ。クラスメイトはそれをこぞって購入し、授業中に先生に内緒で回ってくるノートの切れ端に書いたメッセージ、教科書のカバー、交換日記、出席簿など、とにかく紙なら何でもハンコ押しとけって感じの空前のハンコ・ブームが到来したのです。
ところが、今じゃ「子供につけたいかわいい名前ランキング」なんかで堂々と1位を獲得しているあたしの名前も、当時は「ご両親、勇気あったわねー」と近所のオバちゃんに感心されるほど珍しかったので、当然のようにできあいのハンコは売られていなかったんですよ。でも、みんなの持っていたハンコがどうしても欲しくて欲しくて。
数週間後、「こうなったらオーダーメイドしかない」と決断し、必死で貯めたなけなしのおこづかいを握り締めて文房具屋へ行くと、「特注だとねー、書体、インクの色、ケースの色、好きな組み合わせができるよー」とのこと。こうしてあたしは世界にひとつしかない、自慢のハンコを手に入れたわけです。
オーダーメイドだったんで手元に届くまでに更に数週間かかったから、その頃にはハンコ・ブームなんかとっくに終わってて、カレーの匂いがする消しゴムが代わりに大流行してましたが。

このblogも世界にひとつしかないオリジナル。あたしの会社のロゴからとった蝶々が飛んでます。



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