夕飯を作りながら鍋の中をのぞき込み、自覚の無いままミートソースに向かってボソボソ話しかけていたら、一部始終を旦那に目撃されました。あたしの会話相手が鍋であることに気づいた旦那は、気味悪がって現在も死んだフリを継続中。
いいじゃないか 鍋と話したって
みつを
以前勤務していた出版社は日系企業で、社内での会話はすべて日本語。おかげで日本語を話すことに対する欲求はキチンと満たされてましたが、退職以来、家でも仕事場でも英語しか使わないので、たまに日本語を話したいという猛烈な欲望を感じます。
そんなときは元同僚や友達に電話したり、直接会って欲求不満を解消するわけですが、緊急を要するときはそれこそ鍋で代用するしかありません。
そんなときは元同僚や友達に電話したり、直接会って欲求不満を解消するわけですが、緊急を要するときはそれこそ鍋で代用するしかありません。
また、ニュージーランドに滞在している20代、30代はほとんどがワーキングホリデーか1年間有効(例外もアリ)のインタープリタ・ビザ(労働ビザ)なので、仲良くなっても1年以内に日本へ帰ってしまいます。
あたしは過去7年間にあんまり何度も日本に帰る親友に別れを告げてきたので、正直、新しい日本人の友達を作る気力なんかまったく残ってません。だって、見送る立場ってツライのよ。帰る側には日本での新しい生活が待ってるけど、あたしに残るのは空虚感ばかり。だから、日本語で話せる話し相手は年々減るいっぽう。
ま、別に友達は日本人じゃなくてもいいんだけど、それでも母国語への渇望は簡単に消せるもんじゃありません。
よくネットや雑誌で、「一流企業を退社して留学先でMBAを取得。海外勤務10年目を迎えて、思考も言語も英語オンリーの生活です」なんて言ってる勝組だって、夜中に鍋に話しかけてるやつは絶対にいるはず。
2 comments:
はじめまして、フロリダからです。
アメリカに来てもうすぐ15年、私も、近くに日本語で話せる人がいないので、最近では、ほとんど、考えるのも英語的毎日。Envyさんの欲求不満はよく分かります。あ、さすがに鍋には話しかけていませんが。。。
そういう理由もあって、8月にブログをはじめました。半年で、海外で生活している日本人の方と知り合いになり、いまでは、ブログを通してわいわいやっています。
くだらないことばかり書いてますが、暇つぶしにでも、ウチのサイトまで遊びにきてくれれば、最高です。
> Cha Chaさん
早速、そちらにもお邪魔してきました。Blogger仲間なんですね。これからちょくちょく遊びに行きますので宜しくお願いします。
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