Friday, January 06, 2006
乱入Jam

あたしのクソ重たいレコード・ケースもオレンジ 今月は毎週金曜、10pm-12amにPonsonbyのChicaneでプレイ中。年末に誰もがお金を使い果たしてるのと、中旬にニュージーランド最大の音楽イヴェントBig Day Outがあるおかげで、毎年1月は飲み屋が激ヒマになる時期。
Chicaneも今夜はヒマヒマでしたが、ヒマなときじゃないとできない冒険な選曲ができたので満足な夜でした。ダンスフロアの入りがボチボチだと1曲でも選曲を間違えると客が萎えてしまうので真剣勝負ですが、フロアに誰もいないとき、逆に満タンになってるときは自分のペースで回せるし、回すのも楽しい。

Chicaneからの帰り道、ウチのフラットメイトOllyが働くBar、Goldの前を通りかかったら彼が道端で煙草休憩していたので、あたしも立ち止まって一服。店を覗くとイギリスから来てるDeezが回しているのが見えたので、レコード箱をゴロゴロ転がしながら入っていって新年の挨拶をした直後、「じゃーJamるべ」ってことになり、そのまま2曲交代のBack to Backに突入しました。
持ってたのがChicane対応レコードばっかりだったから、Loungeな雰囲気のGoldに合う楽曲を選ぶのに一苦労。でも、Chicaneじゃ回しにくい重めのFunkなんかが意外に好評だったみたい。

Deezはニュージーランドに長期滞在しながらDJしてる旅行者。祖国イギリスでは何が流行ってるのよと尋ねると、ミニマルHouseにHip Hopのシャウトが連打されてる奇妙な音楽がホットだそう。なにソレ?シンプルな4つ打ちに「オレのレクサス乗れよベイビー」とか入ってるんでしょうか。想像もつかないんですけど。Deezも「わけわかんねーよ」と切り捨てていたので、相当怪しげな新ジャンルのようですが。
また、Hip Hop、R&Bは下火になってきたかと思いきや、今じゃMinistry of Soundでも定期的にHip Hopイヴェントが行われているそうです。あー、House DJのつらい冬はいつになったら終わるのか。でもその代わり、大衆ウケするヒット狙いのHouseが減ることでアンダーグラウンド化がガンガン進行中。そーいや、アイドル崩れのヴォーカルを4つ打ちに乗せただけのバカHouseのレコードを最近見ません。それはそれでいいことだな。



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