Friday, June 02, 2006
釣れた魚

今朝、旦那のくるぶしに入っていたネジが遂に抜かれました。手術前、ドクターに「ネジどうしますか?」と聞かれ、反射的に「お持ち帰りで」と言った旦那。

アンタ、んなもん持って帰ってどーすんだ。

人間の体内に入っていたネジなので、もっと医療器具的なものを予想していたのですが、実際はそのへんの工事現場に転がってるネジと大して変わりません。しかもデカい。5cm以上もある。こんな異物を入れて人間を治癒するなんて、「医学ってスゴイわ」と素直に関心しました。

旦那は持ち帰ったネジをフラットメイトや隣人にまで見せびらかしているんですが、そーいやその姿を見て、編集部時代に当時の社長が胆石の手術を受けたことを思い出しました。
この社長、長年患った胆石を遂に取り除いたのがよっぽど嬉しかったのか、その時の石を小さなケースに入れて持ち歩き、社内のデスクを巡回。

「俺の胆石見る?」

などと言いつつ、こっちが返事をする前に机の上にジャラジャラっとケースから石を出し、「ホラホラ、デカいだろう」と自慢していたのですが、ネジにせよ石にせよ、彼らの心理は釣った魚のデカさを誇らしげに語る釣り人に近いので、見せられたら素直に「デカいですねー」と反応してあげることが大切なようです。
ウチの旦那もネジのデカさに周囲がビビるのを見て、ひどくご満悦の様子。早速、ビニール袋に入れたまま、壁に画鋲で止めてラウンジに飾っています。

魚拓じゃないんだからやめてください。



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