Thursday, December 28, 2006
テンプレート配布開始

遂にBlogger Betaが正規版Bloggerとして再スタートを切りました。GoogleのことだからBetaをくっつけたまま数年放置するのかと思っていましたが、発表から約4ヵ月で正規版認定とはまさに予想外。核になる機能は一応すべて出揃ったということでしょうか。

そこでEnvy Inc.では、ウィジット、カラー・チェンジャー機能に対応した、正規版用テンプレートの配布を開始します。

Squeaky Clean Series Ver1.0
クリーンなイメージを追及した2カラムのテンプレです。読みやすいテキスト、わかりやすいナヴィゲーション、極軽なのでロード時間も気になりません。写真が映えるからフォトログにも適しています。また、多くのパーツがBloggerのカラー・チェンジャー機能に対応。個性やブログのテーマに合わせて簡単に印象を変化させることができます。色の組み合わせはほぼ無限です。
ダウンロード先のページで右上の"Click here to start download"を押すとダウンロードがスタートします(ウイルス・スキャン済)。zipファイルにはReadmeテキストが梱包されており、Bloggerへの導入方法はこの中に記述されています。注意点等にも触れているので、必ず目を通してください。

Squeaky Clean Blue

# 対応ブラウザ: All
# レイアウト: ヘッダ / メイン(2カラム*) / フッタ *両カラムともサイズ固定
ダウンロード


Squeaky Clean Pink

# 対応ブラウザ: All
# レイアウト: ヘッダ / メイン(2カラム*) / フッタ *両カラムともサイズ固定
ダウンロード


Squeaky Clean Green

# 対応ブラウザ: All
# レイアウト: ヘッダ / メイン(2カラム*) / フッタ *両カラムともサイズ固定
ダウンロード


Squeaky Clean Gray

# 対応ブラウザ: All
# レイアウト: ヘッダ / メイン(2カラム*) / フッタ *両カラムともサイズ固定
ダウンロード

以上、4点です。稼動中のサンプルをご覧になりたい方は、有限会社 ウラヤマシをご訪問ください。
ま、そのままお使いいただいても一向にかまわないのですが、色気がたりねぇよという方は、Bloggerに装備されているカラー・チェンジャー機能を使ってカスタマイズしてください。
現時点でBloggerオフィシャルから提供されているテンプレはデフォルトのまま使用するには問題ないのですが、角丸などの画像が使われているおかげで、背景色を変えるとマット色が浮き上がって汚く見えるため、カラー・チェンジャー機能が有効利用できないデザインのものばかり。その点このSqueaky Cleanシリーズは、どのパーツの色を変更しても美しく背景色になじみます。
カラー・チェンジャー使用後のサンプルを下にいくつか置いておきますので、参考にしてください。配色に悩んだときには、"色で遊ぼう - リンク集"が役に立つかもしれません。
また、ご意見ご感想、苦情、お問い合わせなどもお待ちしています。3カラムのレイアウトもそのうち登場しますのでお楽しみに。






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Monday, December 11, 2006
アニオタとのふれあい

今更ですが、あたしはアニメバカでゲーム廃人のスター・トレック狂です。
日本では毎週日曜日に上野でDJを担当していたため、出勤前に秋葉原に寄るのが唯一の楽しみだったくらいだし、その頃からオタとしての基盤はすでにできあがっていたと思われますが、特にアニメとスター・トレックに関しては、ニュージーランドに来てから一気にオタ化が進みました。

以前、このエントリ でもちょっと触れましたが、オーストラリアに母体を持つMadman Entertainmentが、恐るべき勢いで英語版日本アニメをオセアニアに流入させているため、ここ3、4年でニュージーランドのオタ人口が急増。
あたしのオタ度も、周囲のニュージーランド人から「日本人なのにコレを観なくてどうする」と次々に新作を勧められて加速しました。

Madman Entertainment NZのサイトを眺めていただければ、ニュージーランドで実際にどのような英語版アニメが販売されているかがわかりますが、これらの作品は主にアメリカで外国人声優に吹き替えさせて、英語字幕つけてから世界各国に版権が販売されているよう。
そしてMadmanのようにアジア映画やアニメを中心に版権を買いまくってくれる業者が現れると、それだけでその国のオタ環境が豊かになるんですね。

そんな、オタにとって恩恵の源であるMadman NZが会社設立10周年だそうで、近所のレンタル屋に行ったら、同社リリースの新旧名作DVDがズラーっと並んだ販売専用棚ができてたわけですよ。もちろん新品。しかもお求め安い新価格。
早速、どんなタイトルが並んでいるのか見るために鼻息荒くして棚に突進すると、棚の前にはフランチェスカの日本語Tシャツを着た20代前半の白人男性と、その友人らしき2人組の先客がいました。

それまで2人は黙々とDVDをひとつひとつ棚から抜いてカヴァーを確認していましたが、数メートル横にいたあたしに気づくと、なぜか急に声高にアニメ・トリビアを語り始め、独自レヴューを展開。どう考えてもあたしに聞こえるように話しているようだったので気になってチラリと横を見たら、フランチェスカ男から「キミは日本人だろうが、アニメならボクは負けない」的な威嚇の視線を投げ返されました。

どうしてあたしが対抗意識燃やしたアニオタにメンチ切られんの?

時間がなかったので、とりあえずエヴァンゲリオンの7枚組Boxセットを$70で即買いして店を出ましたが、フランチェスカ男との不本意な遭遇が悔やまれてなりません。オタ同士、仲良くしたかったのに。

ところで、監督が見つからずに制作がストップしてるエヴァンゲリオン実写版はどうなっちゃうんでしょうね。CG制作を予定していたニュージーランドのWetaのサイトも更新されないし、このままお蔵入りなんでしょうか。


Tuesday, December 05, 2006
穴埋め係

1年前に1ヵ月だけ手伝う約束をしたレストランで、なぜか2回目の年末を迎えようとしています。
11月から1月半ばにかけては、クリスマス・パーティーや新年会で予約帳がいっぱいになり、年内で1番忙しい時期。店の知名度もそれなりにあるので、予約なしの飛び込みを含めて、1晩に100人以上の客をさばいています。

ところがですね、エスプレッソ・マシンでまともなコーヒーが作れて、スタンダードなカクテルの知識があって、レジのコンピュータに導入されてるプログラムが使えるスタッフが、あたしともうひとりの男性マネージャしかいないわけですよ。しかもそのマネージャは朝の開店から入ってるんで、どんなに忙しくても定時の9時ピッタリに帰宅するんですね。
そうなるともうアレです。想像を絶するくらい忙しい。

団体が注文したコーヒーのオーダー40杯くらい抱えながら、「10人だけど別会計で」とゴネるオバさんグループに殺意を隠して笑顔で対応し、ボトルでワイン注文したテーブルに音速でコルクを抜きに行ったら、その足でクレームが出たテーブルで米つきバッタのように頭を下げて、バー行ってシェーカー振りまくってコーヒー仕上げて予約の電話取って料理運んで「いらっしゃいませー」

あたしは中国雑技団か。

ちょっと前まではコーヒーが得意だったり、カクテルがある程度作れるスタッフがいたんですが、彼らはみんなイギリスから来た長期滞在者だったんですね。で、南半球はこれから夏で気候が良くなるんで旅に出てしまい、残されたのはほとんど未経験の新人ばかり。

しかも先日、オーナーと男性マネージャのミーティングが大ゲンカに発展し、マネージャが店を飛び出したまま行方不明になる事件が勃発。
結局、翌日以降も連絡が取れないまま彼は店にも出てこなかったので、急遽あたしが開店閉店の14時間シフトを担当し、帰宅後は担当してる月刊誌の原稿を泣きながら徹夜で書くことに。

こんなことしてたらマジで命が危ない。

先週末になってやっと男性マネージャが戻ってきたんですが、もうアホらしくなったので、日曜にあたしは正式に退職願いを出しました。
だいたい、「どうしてもお願い」と頼まれるとイヤと言えないタイプなので、結局いつも他人が掘った穴を埋める作業に従事してしまうんですが、これじゃイカンと思うわけですよ。たまにはあたしが掘った穴を他人に埋めてもらってもいいのではないか。周りだって好き勝手やってるじゃないか。

んでもって今夜、店にオーナーから電話がありました。

「時給ドカーンと4ドル上げるから辞めないで。どうしてもお願い」

・・・引き続き、他人の掘った穴を埋めることになりました。
ああ、Noと言える日本人になりたい。



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