Thursday, December 28, 2006
テンプレート配布開始

遂にBlogger Betaが正規版Bloggerとして再スタートを切りました。GoogleのことだからBetaをくっつけたまま数年放置するのかと思っていましたが、発表から約4ヵ月で正規版認定とはまさに予想外。核になる機能は一応すべて出揃ったということでしょうか。

そこでEnvy Inc.では、ウィジット、カラー・チェンジャー機能に対応した、正規版用テンプレートの配布を開始します。

Squeaky Clean Series Ver1.0
クリーンなイメージを追及した2カラムのテンプレです。読みやすいテキスト、わかりやすいナヴィゲーション、極軽なのでロード時間も気になりません。写真が映えるからフォトログにも適しています。また、多くのパーツがBloggerのカラー・チェンジャー機能に対応。個性やブログのテーマに合わせて簡単に印象を変化させることができます。色の組み合わせはほぼ無限です。
ダウンロード先のページで右上の"Click here to start download"を押すとダウンロードがスタートします(ウイルス・スキャン済)。zipファイルにはReadmeテキストが梱包されており、Bloggerへの導入方法はこの中に記述されています。注意点等にも触れているので、必ず目を通してください。

Squeaky Clean Blue

# 対応ブラウザ: All
# レイアウト: ヘッダ / メイン(2カラム*) / フッタ *両カラムともサイズ固定
ダウンロード


Squeaky Clean Pink

# 対応ブラウザ: All
# レイアウト: ヘッダ / メイン(2カラム*) / フッタ *両カラムともサイズ固定
ダウンロード


Squeaky Clean Green

# 対応ブラウザ: All
# レイアウト: ヘッダ / メイン(2カラム*) / フッタ *両カラムともサイズ固定
ダウンロード


Squeaky Clean Gray

# 対応ブラウザ: All
# レイアウト: ヘッダ / メイン(2カラム*) / フッタ *両カラムともサイズ固定
ダウンロード

以上、4点です。稼動中のサンプルをご覧になりたい方は、有限会社 ウラヤマシをご訪問ください。
ま、そのままお使いいただいても一向にかまわないのですが、色気がたりねぇよという方は、Bloggerに装備されているカラー・チェンジャー機能を使ってカスタマイズしてください。
現時点でBloggerオフィシャルから提供されているテンプレはデフォルトのまま使用するには問題ないのですが、角丸などの画像が使われているおかげで、背景色を変えるとマット色が浮き上がって汚く見えるため、カラー・チェンジャー機能が有効利用できないデザインのものばかり。その点このSqueaky Cleanシリーズは、どのパーツの色を変更しても美しく背景色になじみます。
カラー・チェンジャー使用後のサンプルを下にいくつか置いておきますので、参考にしてください。配色に悩んだときには、"色で遊ぼう - リンク集"が役に立つかもしれません。
また、ご意見ご感想、苦情、お問い合わせなどもお待ちしています。3カラムのレイアウトもそのうち登場しますのでお楽しみに。






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Monday, December 11, 2006
アニオタとのふれあい

今更ですが、あたしはアニメバカでゲーム廃人のスター・トレック狂です。
日本では毎週日曜日に上野でDJを担当していたため、出勤前に秋葉原に寄るのが唯一の楽しみだったくらいだし、その頃からオタとしての基盤はすでにできあがっていたと思われますが、特にアニメとスター・トレックに関しては、ニュージーランドに来てから一気にオタ化が進みました。

以前、このエントリ でもちょっと触れましたが、オーストラリアに母体を持つMadman Entertainmentが、恐るべき勢いで英語版日本アニメをオセアニアに流入させているため、ここ3、4年でニュージーランドのオタ人口が急増。
あたしのオタ度も、周囲のニュージーランド人から「日本人なのにコレを観なくてどうする」と次々に新作を勧められて加速しました。

Madman Entertainment NZのサイトを眺めていただければ、ニュージーランドで実際にどのような英語版アニメが販売されているかがわかりますが、これらの作品は主にアメリカで外国人声優に吹き替えさせて、英語字幕つけてから世界各国に版権が販売されているよう。
そしてMadmanのようにアジア映画やアニメを中心に版権を買いまくってくれる業者が現れると、それだけでその国のオタ環境が豊かになるんですね。

そんな、オタにとって恩恵の源であるMadman NZが会社設立10周年だそうで、近所のレンタル屋に行ったら、同社リリースの新旧名作DVDがズラーっと並んだ販売専用棚ができてたわけですよ。もちろん新品。しかもお求め安い新価格。
早速、どんなタイトルが並んでいるのか見るために鼻息荒くして棚に突進すると、棚の前にはフランチェスカの日本語Tシャツを着た20代前半の白人男性と、その友人らしき2人組の先客がいました。

それまで2人は黙々とDVDをひとつひとつ棚から抜いてカヴァーを確認していましたが、数メートル横にいたあたしに気づくと、なぜか急に声高にアニメ・トリビアを語り始め、独自レヴューを展開。どう考えてもあたしに聞こえるように話しているようだったので気になってチラリと横を見たら、フランチェスカ男から「キミは日本人だろうが、アニメならボクは負けない」的な威嚇の視線を投げ返されました。

どうしてあたしが対抗意識燃やしたアニオタにメンチ切られんの?

時間がなかったので、とりあえずエヴァンゲリオンの7枚組Boxセットを$70で即買いして店を出ましたが、フランチェスカ男との不本意な遭遇が悔やまれてなりません。オタ同士、仲良くしたかったのに。

ところで、監督が見つからずに制作がストップしてるエヴァンゲリオン実写版はどうなっちゃうんでしょうね。CG制作を予定していたニュージーランドのWetaのサイトも更新されないし、このままお蔵入りなんでしょうか。


Tuesday, December 05, 2006
穴埋め係

1年前に1ヵ月だけ手伝う約束をしたレストランで、なぜか2回目の年末を迎えようとしています。
11月から1月半ばにかけては、クリスマス・パーティーや新年会で予約帳がいっぱいになり、年内で1番忙しい時期。店の知名度もそれなりにあるので、予約なしの飛び込みを含めて、1晩に100人以上の客をさばいています。

ところがですね、エスプレッソ・マシンでまともなコーヒーが作れて、スタンダードなカクテルの知識があって、レジのコンピュータに導入されてるプログラムが使えるスタッフが、あたしともうひとりの男性マネージャしかいないわけですよ。しかもそのマネージャは朝の開店から入ってるんで、どんなに忙しくても定時の9時ピッタリに帰宅するんですね。
そうなるともうアレです。想像を絶するくらい忙しい。

団体が注文したコーヒーのオーダー40杯くらい抱えながら、「10人だけど別会計で」とゴネるオバさんグループに殺意を隠して笑顔で対応し、ボトルでワイン注文したテーブルに音速でコルクを抜きに行ったら、その足でクレームが出たテーブルで米つきバッタのように頭を下げて、バー行ってシェーカー振りまくってコーヒー仕上げて予約の電話取って料理運んで「いらっしゃいませー」

あたしは中国雑技団か。

ちょっと前まではコーヒーが得意だったり、カクテルがある程度作れるスタッフがいたんですが、彼らはみんなイギリスから来た長期滞在者だったんですね。で、南半球はこれから夏で気候が良くなるんで旅に出てしまい、残されたのはほとんど未経験の新人ばかり。

しかも先日、オーナーと男性マネージャのミーティングが大ゲンカに発展し、マネージャが店を飛び出したまま行方不明になる事件が勃発。
結局、翌日以降も連絡が取れないまま彼は店にも出てこなかったので、急遽あたしが開店閉店の14時間シフトを担当し、帰宅後は担当してる月刊誌の原稿を泣きながら徹夜で書くことに。

こんなことしてたらマジで命が危ない。

先週末になってやっと男性マネージャが戻ってきたんですが、もうアホらしくなったので、日曜にあたしは正式に退職願いを出しました。
だいたい、「どうしてもお願い」と頼まれるとイヤと言えないタイプなので、結局いつも他人が掘った穴を埋める作業に従事してしまうんですが、これじゃイカンと思うわけですよ。たまにはあたしが掘った穴を他人に埋めてもらってもいいのではないか。周りだって好き勝手やってるじゃないか。

んでもって今夜、店にオーナーから電話がありました。

「時給ドカーンと4ドル上げるから辞めないで。どうしてもお願い」

・・・引き続き、他人の掘った穴を埋めることになりました。
ああ、Noと言える日本人になりたい。



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Tuesday, November 28, 2006
銀河系クリスマス

いよいよ年末が近づいてまいりました。
日本のクリスマスは、恋人と街の電飾眺める→シャンパン→豪華メシ→ケーキ→ヤルが今や正しい過ごし方になっているようですが、日本にいた頃から、あたしはロマンティックなクリスマスなんてしたことありません。

どうせDJなんて、恋人たちを盛り上げる電飾のようなもの。

特にクリスマス・イヴなんかクリスマス企画モノCDの賞味期限がギリギリなわけで、あたしみたいにレコード屋と契約してたDJはゲロを吐く寸前までクリスマス・ソングをかけ倒さなければならず、あれは苦行でした。

逆にニュージーランドではクリスマスは家族と過ごすのが定番。帰省で国内最大都市のオークランドからも人がいなくなり、街中がガラーン状態になります。さらに追い討ちをかけるように、クリスチャンが経営する個人商店はおろか、スーパーマーケット、飲食店までもが店を閉めるので、クリスマス前に買い物をしておかないとマジで飢えて死にそうになります。

一般人が飢えるクリスマスってどうなのよ。

ま、飢えようが無宗教だろうが、ツリーや電飾を目にするとなぜかワクワクしてしまうわけですが、先ほど、ワクワクどころか心臓がバクバクしそうなクリスマス・サイトを発見したのでご紹介しましょう。

Alek's Christmas Decorations Webcams for Celiac Disease

このサイト、数日前にDiggのトップにランキングされたんですが、何がスゴいって、運営者の家に取り付けられた2万個以上のクリスマス電飾が、ネット経由でリモコン操作できるんですよ。
もちろん家の前にはカメラが設置されていて、世界中でこのサイトを見ているユーザたちがスイッチをバシバシ切替えるたび、それに反応して気が狂ったように点滅を繰り返す電飾の様子がリアルタイムで楽しめます。

まさに銀河系クリスマス。

リモコン操作が可能なのは17:00から22:00 MSTの5時間。日本だと朝9時からの5時間ですね。企画は来年1月1日まで続く予定で、しかも電飾は今後もクリスマスにむけてさらに増強されるとか。
Diggでは「これぞWeb2.0ならぬクリスマス2.0である」と大絶賛の嵐。

ところでこのサイト、実はある病気の医療研究費の募金呼びかけを目的に運営されています。運営者の2人の息子たちも患っているこの病気は、以前あたしもこのエントリで書いたことのあるセリアック病
小麦や大麦に含まれるグルテン(たんぱく質)に耐性を持たない体質になってしまう病状で、薬物療法にも効果が期待できない難病として知られています。サイト・トップにDonationボタンが設置されているので、銀河系クリスマスを楽しんだあとはぜひ募金をどうぞ。

それにしてもアレですね。あまりに点滅が激しくて、近隣に住む方々の精神まで病んでしまうんじゃないかと心配です。
ウチのそばにも別名"クリスマス通り"と呼ばれる、この季節になると道沿いの家が競い合うように電飾をつける道があるんですが、年々エスカレートしてきて、ここ数年はバアちゃんが聖歌隊呼んで路上コンサート開くは、ドサクサにまぎれて自宅前で通行人にホットドッグやコーヒー売りつける奴まで出現するは、スゴいことになってます。

ああ、今年もあと1ヵ月ちょっとか・・・。


Sunday, November 26, 2006
やっぱり、自動翻訳より辞書

ここんとこ、翻訳練習のために始めた"猟奇殺人ライブラリ"を全然更新してません。と思ったら、サイト自体が消されてました。やらなきゃなーとは思っていたのですが、なんせホントに時間がない。

頻繁に更新していた頃には、オンラインの英英、英和辞典、英和医学用語辞典などにアクセスする機会が多かったので、ブラウザのすぐに手が届く場所にそれらをまとめたフォルダのショートカットを置いていました。でもしばらく更新できそうもないので、本日、ショートカットを削除。来年になれば時間に余裕もできるし、サーバを変えて更新も再開できそうなんですが。

さて、最近はオンライン辞書だけでなく、サイトのアドレスを打ち込めばページを丸ごと翻訳してくれる翻訳サービスもたくさんありますが、自動翻訳の実用化はまだまだ先のことになるような気がします。英和、和英のどちらの場合も、意味不明になってしまうことが多いですよね。
だいたい、多くの意味を持つ1つの単語から、文脈を理解して適切な意味を選択、翻訳するなんてことがそう簡単にできるわけないだろうし、できたとしても、それを自然な文体に形成するための膨大な量のデータベースが必要になるんじゃないでしょうか。

また、翻訳は翻訳者が持つ言葉のセンスや構成能力がストレートに反映されるからこそおもしろく、何もかもがボタン一発で画一的に翻訳されてしまうのは味気ない気がするし、英語学習の面では、ページを丸ごと翻訳してしまうと単語ごとの翻訳プロセスがわかりにくいのが致命的。そこで、あたしはできるだけ自動翻訳を使わず、辞書サービスのみを使うように心がけています。
単語をひとつひとつ辞書サイトで調べるのがめんどくさいなら、Googleツールバーに装備されている辞書機能を使ってもいいんですが、語彙が少なくてもの足りないと感じたら、Alex氏によるPOP辞書がオススメですよ。

POP辞書は辞書機能なので、丸ごと翻訳はしません。その代わり、任意のサイトのアドレスを入れて翻訳ボタンを押すと、単語ごとに意味を表示してくれるポップアップが埋め込まれたページに移動します。これなら辞書サイトを行ったり来たりしなくてすむし、Googleツールバーより語彙も意味も充実しています。試しに、同サイトの右側にあるナビバーから海外ニュースサイトの翻訳をしてみれば、その威力がわかってもらえるはず。無料のオンライン版のほかに有料のダウンロード版もあるので、便利だと感じた方は購入してみるのもいいかもしれません。
ただ、残念ながら表示されるのは意味だけで、品詞(動詞、形容詞、名詞などの表示)には対応してないんですね。英語習得の早道は品詞を理解することだとあたしは密かに思っているので、品詞にこだわる方は他の辞書サービスを利用してください。

辞書や辞典、翻訳などのサービスを探すには、今のところ個人的には翻訳のためのインターネットリソースが最強。専門的な用語を調べるためのサービスも分野別に紹介されてるし、言葉をテーマにした総合的なリソース・サイトです。


Friday, November 24, 2006
日本が好きですか?

あたしは子供の頃、"愛国"という言葉にある種の抵抗を感じていました。やっぱ80年代にかけて、赤尾敏率いる大日本愛国党が、真ん中に毛筆でデカデカと"愛国"とタテ書きにした、あの経費のかかってなさそうな張り紙をそこらへんの電信柱に貼りまくったのがよくなかったんでしょうかね。
右とか左とか関係なく、子供ながらにあの張り紙には無条件で嫌悪感を持った覚えがあります。張り紙から漂っていた異常なほどにイカツイ雰囲気は、珍走団の"世露死苦"とか"愛羅部勇"と同レベルでコワかった。というかヒキました。

ま、そんな風に愛国ポスターがベタベタと貼られた道を通って登下校をしていたあたしは、小学校3、4年生くらいになると「君が代とか日の丸掲揚とか超ダルいし」と、スレた子供に成長します。いや、その頃のあたしはすでに、「外国(この時のあたしの"外国"とはすなわちアメリカだった)はカッコいいけど、日本はダサい」というイメージをしっかりと持っていたような気がします。
星条旗を見つめて国歌斉唱するアメリカ人をテレビで観ながら、「日本もこれくらい国民から愛される国だったらよかったのに」と思ったのをはっきりと覚えているし、その光景は、あのポスターの中に存在する"愛国"とは異質のもののような気がしました。そして、周囲は不平不満ばかりで、"日本が愛するに値する国であること"を教えてくれる大人は誰もいなかった。

これは重大なことじゃないでしょうか。

ところがですね、ま、滞在先によっても違うと思うんですけど、海外で暮らしてみると、日本は経済(これはちょっとあやしい)、技術、文化、マナーに至るまで、現地の人たちからそれなりに高く評価されてることに気づくわけですよ。それにつられて自らも振り返ってみると、それまで気づかなかった日本の魅力が次々と見えてくる。
おかげで、あたしはニュージーランドでの過去8年間、自分が日本人であることを恥ずかしいと思ったことがほとんどないどころか、伝統文化もパルプ・カルチャーもひっくるめて、今じゃ日本というバックグラウンドを持てて本当にラッキーだったと思っています。
でも、どうして日本では誰ひとり「日本っていい国だよね」とか、「日本はダサいどころか意外とイケてるよ」と言ってくれなかったのか。そして、誰も言わないのか。

もちろん、日本に住んだことのない外国人が、日本国内で生活するうえでのネガティヴな面について知ってるわけないし、日本が"愛すべき国"であるかどうかを対外的な評価だけで計るのはおかしいですが、周囲を見渡してみると、飢えや流れ弾で明日死んでもおかしくないようなヤバい国だってゴロゴロしてるし、今になってみると、もっと日本は住人たちに愛されてもいいんじゃないかと思うわけです。

また、最近ネットでは「先の大戦を恥じて、やみくもに国を愛するのは控えましょう」とか、「愛国は対立を生みます」的な意見をよく目にしますが、そんな偽善的な意見で、愛国を軍備や右巻きのようなくだらないものと同化させないで欲しい。
確かに、肥大させたプライドを元に、愛国を謳って何もかもを正当化する"愛国無罪"のような動きは危険ですが、愛国の本質はそんなもんじゃないと思う。

そして、"愛国"と"民族の違い"を対極のものとして捉える姿勢に対しても、疑問を持たずにいられません。
あたしはニュージーランドに永住する日本国籍の人間ですが、両国に対して愛国心を持っているわけですよ。どっちも平和であり、豊かであって欲しい。双方の国に対して、その国の一員であることへのプライドを持ってる。
ところが日本では愛国と言ったとたんに、"人権"とか"民族"という言葉が盛んに叫ばれる。その反応ぶりがちょっと異様で、永住外国人の日本に対する愛国心が、最初からゼロであることを前提にしたように聞こえる発言が、永住外国人、日本人の両方から飛び交います。

文化や言語、血すじなど、異民族としてのプライドを持ち続けるのは一向にかまわない。でも、移住先の国を祖国と同じように愛さず、祖国への愛国心だけを正当化するなら、移住による摩擦はいつまでたっても終らないんじゃないですかね。

ところで、移住者と日本国籍の日本人、両方から愛されないことにジレンマを感じた日本が、教育基本法改正を検討しています。日の丸や君が代は、また愛国とは違った部分で非常に難しいテーマだと思いますが、政府が愛国の基準を法でコントロールしたくなるほどに、日本が愛されてないと思うと悲しい。

あたしが愛国ポスターに嫌悪感しか抱けなかったのは、きっと、愛国を理由にした盲目的な団結や利益への欲望が見え隠れしてたから。愛国はもっと、純粋であるべきなのになぁ。
みなさん、日本は意外にいい国ですよ。


Thursday, November 16, 2006
「続きを読む」をベータに継承

思えば、BloggerがBetaを発表したのは今年8月のこと。その直後にあたしは運良くアカウント移行のチャンスを与えられたので、早速、新しいテンプレート・システムをいじりつつ、難解になった新システムを罵倒する日々が続いていたわけですが、本日、テンプレも新システムに移行してみました。

えーしばらく更新をサボっていましたが、仕事がモーレツに忙しいだけでなく、その間、テンプレをベータ・システムに移行するために最終チェックを行っていました。
Bloggerによると、ここ最近で言語ローカライズ化も一気に進み、すでにベータへの移行がすべての旧アカウント保持者に対して推奨されているようです。日本語が表示できるようになったのを機会に、ベータ移行を決心し、新しいテンプレ・システムを使い始めた方も多いのではないでしょうか。

あたしの場合、ベータ移行してからもかなり長い間、旧Bloggerとまったく同じテンプレが使用できるクラシック・テンプレ・システムを使っていたわけですが、それには2つの大きな理由がありました。

ひとつは、ブログのインポート機能の登場を待っていたこと。
Bloggerでは、Blogger内で書かれたブログ・データをバックアップする方法を使えば、WordPressなどのブログ・ツールにデータをエキスポートすることが可能です。ま、家財道具を抱えて嫁に行くことができるわけですね。
ところが、外部で書いていたブログのデータを、Bloggerにインポートする機能がない。外部からBloggerへの簡易引越しはできないわけです。前夫との思い出を抱えたままの再婚は許されないみたいなもんです。
あたしは別に、外部で書いている他のブログをBloggerにインポートさせたいと思っていたわけじゃないんですが、これまでに書いたエントリの中には、以前使っていたランキング・サイトのバナーとか、いらないものがたくさんある。それを1枚ずつ開いて削除するのは面倒だし、どうせテンプレもベータ仕様に変更するなら、その際にデータをエキスポートして、いらない部分を手持ちのエディタで瞬時に抹殺してからインポートし直してやれば、クリーンな状態で再スタートが切れると思っていたんです。

でも、インポート機能は登場しませんでした。

ふたつ目は、ただ考えるのがめんどくさかっただけなんだけど、「続きを読む」の料理方法。
あたしは、"クリボウのBlogger Tips"で紹介されているこの方法を使って「続きを読む」を実装しています。だもんで、各エントリの中にすでに埋め込まれている<div class="fullpost">や<div class="readmore">に手を加えずに、一発ですべてが継承できる方法じゃないと、これまたエラくめんどくさいことになるわけですね。
そこでちょっと調べてみたら、JavaScriptを使えというアドヴァイスが大量にヒット。でも、別にそんなことしなくても、CSSとBlogger独自のif構文だけで任意のページにアイテムの表示、非表示はできるはず。ただ、<head></head>内の<style></style>に、if構文が使えないことが問題として残りました。

そこでちょっと悩んだわけですが、CSSは別に<head></head>内に入れなくてもいいことを思い出し、<body></body>内に直接CSSを書き入れることですべてが解消。普段は直書きなんてしないので、基本的なことを忘れてました。
あたしと同じように、「続きを読む」の継承が原因で新テンプレ・システムへの移行を渋っている方のために、その方法を紹介しておきます。

まず、テンプレの"htmlを編集"に行き、右上の" ウィジットのテンプレートを展開"にチェックを入れたら、以下の部分を探してください。

    <div class='post-header-line-1'/>
    <div class='post-body'>
      <p><data:post.body/></p>
      <div style='clear: both;'/> <!-- clear for photos floats -->
    </div>

でもって、赤字になっている部分を以下のように変更します。

    <div class='post-header-line-1'/>
    <div class='post-body'>
     <b:if cond='data:blog.pageType == "item"'>
       <style>.fullpost {display:block;}</style>
       <style>.readmore {display:none;}</style>
        <p><data:post.body/></p>
      <b:else/>
       <style>.fullpost {display:none;}</style>
       <style>.readmore {display:block;}</style>
        <p><data:post.body/></p>
     </b:if>

      <div style='clear: both;'/> <!-- clear for photos floats -->
    </div>

そんだけです。

ところで、あたしは以前から新テンプレ・システムに対して懐疑的。ウィジットなどの機能面は向上しましたが、ほんの小さなデザインの変更でも、ウィジットに対応するBlogger独自のマークアップをある程度理解していなければならないので、一般ユーザにとってはデザイン面の制限が増え、大きく後退したと思っています。
htmlなどの最低限の知識だけで、誰もが気軽に個性的な"自分だけのブログ"を作れるのが理想なんだけどなぁ。また、そのせいでBloggerユーザが離れていかないことを祈りつつ、早いとこベータにも対応したテンプレ配布を実現させたいと思ってます。ただ、忙しくて時間がね・・・



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Saturday, November 04, 2006
コーラとメントスの終着駅

ダイエット・コークの中にメントス入れるの、流行ってますよね。YouTubeでMentosをキーワードに検索すると、呆れるくらいたくさんの動画がヒットします。
ゴゴーっと噴射するコーラの周りでゲラゲラ笑っている人たちの動画を見るたび、世の中にはあたしと同等クラスのバカがいっぱいいるんだなぁと安堵感を覚えるわけですが、今日、まさにコーラとメントスの終着駅と呼ぶべき、史上最大のバカに出会いました。

ご覧ください。このバカっぷり。

このプロジェクトの親サイトはEepyBird.com。同サイトでは過去の実験の様子などが紹介されているほか、今後もバカをテーマにした動画が登場する予定だそうです。
ちなみに、今回の動画で使用したダイエット・コークは500リットル、メントスは1500粒。

いいなぁ。あたしもどうせならこんなバカになりたい。

しかも、ちょっと調べてみたらメントスはオフィシャルで"Mentos間欠泉フィルム・コンテスト"なるものを開催していました。すでに勝者は発表されており、すべての参加作品が同サイトから観賞できます。
マーケティング心得てるなぁ、メントス。

あのフニャフニャ感があんまり好きじゃないんだけど、あたしも今日からメントス食べることにします。



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Friday, November 03, 2006
Netvibesマニュアル

前回のエントリではGoogleパーソナライズド・ホーム的なサービス、Netvibesを紹介しました。個人的には非常に使い勝手が良いのでぜひオススメしたいのですが、なんせヘルプや機能説明が中途半端なので、使い慣れる前にどうでもよくなってしまう人が続出するような気がします。

そこで、あたしが説明書を作ってみました。

先に言い訳しておきますが、製作時間は20分程度です。期待しないでください。

初期画面
Netvibesのサインイン前の表示です。ブラウザの設定によってはナビゲーション・バーがすでに日本語になっている場合もありますが、英語表示されているようなら、右上の「設定」から言語のローカライズを行います。 「設定」からは言語のほか、「ページ・タイトルの表示/非表示」、「フィードの行間調整」、「ファビコンの表示/非表示」、「キーボード・ショートカットの有効/無効」などが変更できます。
また、アカウントを持っていなくてもサービスは利用できますが、クッキーが消えた時点で変更内容も消去されます。保存するには「サインイン」からアカウントの取得を。

フィードやモジュールの追加
各ボックスのタイトル部分にカーソルを乗せると右端に×印が表示されるので、いらないものはどんどん消して、逆に必要なものを追加していきましょう。
フィードを追加する場合は、左のナビゲーション・バー最上部にある「マイ・フィードを追加する」をクリックしてください。ナビゲーション・バーが閉じている場合は、左上部の「コンテンツを追加する」で展開します。ナビゲーション・バーにはオススメのフィードもリストされているので、ここから追加したいものをクリックしてもOK。
モジュールにはNetvibes独自のサービスほか、サード・パーティとのコラボ機能などが用意されています。人気の高いモジュールはフィードと同様にナビゲーション・バーにリストがあるので、クリックで追加してください。また、リストされていない数多くのその他のモジュールを見るには、「モジュールを探す」から移動することができます。

タブとボックス
では、アカウントを取得して実際に使ってみましょう。下の画像は、あたしが現在使っているニュース・フィードを集めたタブです。
記事はフィードごとにボックス内に表示され、未読記事は太字になっています。各ボックスのタイトル部分にカーソルを乗せるとオプションが表示されるほか、カーソルが四方矢印になったところでクリックしたままマウスを動かせば(ドラッグ)、ボックスの並び替えをすることが可能です。

EcoSystemサイトの活用
ナビゲーション・バーの「モジュールを探す」から移動する先は、Netvibesを提供しているEcoSystemのサイトです。
このサイト内では、利用可能なすべてのモジュール、メンバーによる推薦フィードとポドキャスト、共有用イヴェント・カレンダ、共有用タブが紹介されており、タグや検索機能で探すことができます。追加したいコンテンツが見つかったら、右端に表示されるNetvibesバナーを押してください。サインインしていればすぐにページに反映されます。
追加コンテンツが希望したのとは違うタブに表示されてしまった場合もあわてずに。ボックスのタイトル部分をドラッグ、希望タブのタイトルの上にドロップするだけで移動が完了します。

Q: キーボード・ショートカットにはどんなものがあるの?
A: このページに一覧が掲載されています。

Q: フィード・ボックス内の未読記事を、読まずに全部既読にしたい。
A: タイトル横に表示されている数字をクリックします。

Q: 記事を左クリックするとリーダが開いてウザいんですが。
A: タイトルにカーソルを乗せて編集オプションを選択、「リンク」の項目にチェックを入れます。

Q: カラム数を変更して、横に並ぶボックスの数を減らしたい/増やしたい。
A: タブのタイトル横にある逆三角形をクリックするとタブのオプションが展開するので、「列数」で変更します。

Q: ナビゲーション・バーのマイ・フィードのリストをメンテナンスしたいのですが、カテゴリ制作どころか消去もできません。
A: 今のところそれが仕様です(たぶん)。

Q: 訪問したサイト先から、手軽にフィードを追加したい。
A: このページにブックマークレットが用意されています。また、Firefoxをお使いなら、ツールバーもご利用いただけます。

どうでしょう。本家サイトより100倍フレンドリなマニュアルになったような気がします。心の優しい方は、下のバナーからこのブログもフィードに加えてやってください。
Add to Netvibes


Tuesday, October 31, 2006
ニュース読み漁りの奥義

最近はブログだけでなく、更新頻度の高い情報提供サイトなどでも必ずと言っていいほどフィードが配信されてます。あたしも様々なサイトやブログからフィードを吸いまくって情報収集をしてるわけですが、なんせ吸い上げてる量が多いので、集めた情報をいかに効率良く読むかが勝負どころになってきました。

リーダで読めばいいじゃんと言われればそれまでなんですが、フィードによっては全文が飛んでこないものもあるし、ニュースなどは原文が掲載されているページまで移動して、関連ニュースのリストも確認したい。とりあえず、記事が更新されるたびにリンク可能なタイトルだけがリスト表示されて、既読、未読がひと目でわかる、極力シンプルで軽い収集ツールが理想なわけです。
また、横にガチャガチャ広告が入るとあたしはすぐに集中力が低下してしまい、「あなたの女度測定します!!」のような広告にホイホイ釣られた挙句、エステ会社のサイトに強制移動させられたりするので、広告も論外。

そこで、これまでニュース・サイトからのフィードはFirefoxのエクステンションMy Portalを使い、FirefoxのLive Bookmarkとシンクロさせて新着ニュースのタイトルだけを掃除機のように吸いまくり、個人的なブログを運営されている方の更新状況は、Sageで確認しながら本文もリーダ越しに読むようにしていました。

ま、それはそれで使い勝手がよかったんですが、ニュージーランドと日本の総合ニュース配信サイトなどからそれぞれヘッドライン、社会、経済、国際のニュースを引張ってくると大変な量になるわけですね。でも、特に日本は同一の事件や出来事でも新聞によって各社の文章表現がかなり違うので、どこか一社に絞って読むと洗脳されそうでイヤ。やっぱり読み比べたい。
さらに、デザインやネット関連の情報は、はてな、del.icio.usなどのソーシャル・ブックマーキング・サービスから任意のタグごとゴッソリRSSを吸い上げているので、これがまたスゴイ量。
もうこうなると、シンプルでいいと思っていたMy Portalだけでは物足りなくなってきました。

ま、Google信者なので、一応パーソナライズド・ホームなんかも使ってみたんですが、まるで嫌がらせのように追加コンテンツが探しにくい。せめてコンテンツを言語別にリスト表示できるソート・ボタンをつけるとか、各開発者が貼った任意のラベルがクラウドになるくらいしてもらわないと、ショボいカテゴリと検索だけじゃ、何が便利でどれが人気なのかもさっぱりわからないわけですよ。
せっかくフィードの吸い上げ以外でも使えるかなと思ったのに一気にヤル気がなくなったので、パーソナライズド・ホームに近いものを探してみました。

で、いろいろと試してみた結果、あたしはNetvibesを使ってみることにしました。タブ表示ができるので複数のフィードを整理しやすく、日本語の表示も完璧。
追加コンテンツもGoogleのパーソナライズド・ホーム並みに豊富で、しかも探しやすいのが特徴です。

また、最終的にNetvibesに決めるまでいろいろと徘徊したら、同様のサービスが結構見つかったので、ついでにまとめて紹介しましょう。
このテのものは、使用する本人が使いやすいと思うかどうかがキモだと思うので、気に入ったインターフェイスのものが見つかったら、とりあえず使ってみるのが良いと思います。また、日本語のフィードがバケずに受け取れるかどうかを確認するのを忘れずに。

Favoor

Pageflakes

Mooglets

Start

Eskobo

LinkedFeed

Windows Live

Protopage

24eyes

日本語のニュース・フィードはgooやLivedoorなどのポータルからも配信されていますが、あたしは断然Ceek.jp Newsをオススメしたい。
そして、今年4月に一瞬だけフィードが飛んだものの、その後、各新聞社からの抗議でうやむやになっている某社のニュース・サイトからの新着記事も、Akiyanさんのおかげで手軽に取得が可能です。しかもカテゴリ別。ありがたい。

それにしてもアレですね。もうフィードがないと、得られる知識が確実に制限されますね。
ニュージーランドの全不動産屋が情報を提供してる不動産ポータルのRealestate.co.nzなんか、上限&下限金額とエリア指定で該当物件のフィードが手に入るんですよ。購入と賃貸両方に対応してるし。
不動産みたいな"早い者勝ち"の世界では、フィード使ったもん勝ちだなぁとホント思います。


Tuesday, October 24, 2006
あたりまえの自由

数年前、ニュージーランド訪問中に行われた講演を聞いて以来、あたしはダライ・ラマ14世の大ファン。
イスラエル対ヒズボラの対戦が悪化した際、過去のノーベル平和賞受賞者を集めてBBCで特別討論番組やってたんですが、その中に同氏もいたんで、明け方まで久々にテレビを観てました。

参加者全員がそれぞれの視点から、ある意味タブーのテーマである"宗教戦争"に対して非常に興味深い意見を述べていたわけですが、番組の最後に司会者が「では、皆さんにシメの一言を・・・」と声をかけた際、参加していた牧師の方が「世界は平和であるべき。だって私たちはファミリーなのですから」と言ったんですね。すると横からダライ・ラマ14世が「や、ホラ、ファミリーってのはキリスト教徒がキリスト教徒に対して呼びかける言葉で、実際、例えばチベット仏教徒をファミリーとは思ってないでしょ。また宗教の区別が生まれちゃう。"私たちは人間なんだから"にしましょうよ」と言ったのが衝撃的でした。

討論の流れから、牧師の方は決してキリスト教徒だけを意味して発言したのではないことは明らかで、ダライ・ラマ14世がただアゲアシを取っただけなのかもしれませんが、宗教を持たないあたしとしては、"人間なんだから"のほうが説得力があったような気がします。

ところで、ダライ・ラマ14世はチベット仏教の現法王ですが、中国によって半ば強制的に制定された"チベットの平和的解放のための措置に関する17ヶ条協定"を不服として、1959年にインドに政治亡命しています。
ま、詳しいことは"ダライ・ラマ法王日本代表部事務所"に記載されているので、この機会にぜひ目を通してみてください。

んでもってですね、YouTubeで公開されている中国兵士によるチベット仏教徒射殺映像がいろんな所で話題になってるわけですよ。グロじゃないんでたくさんの方に観ていただきたいんですが、この事件を中国政府は「警告したけど抵抗したから射殺した」と発表してるんですね。
そこで、中国における人権にまつわるサイトをいくつか訪問してみたところ、ジャーナリストによる国際的な非政府組織、Reporters sans frontieres(国境なき記者団)が呼びかけている、"北京オリンピックをボイコットしよう"という署名サイトにたどり着きました。
その主張は、「人権侵害、言論規制などがあたりまえのように行われている中国でオリンピックを開催することは、同国の行政による間違った倫理観を肯定すると同時に、平和、平等が目的であるオリンピックの主旨に著しく反する」というもの。

翻訳して全文掲載してみようかなとも思ったのですが、記載されている内容が本当に事実に基づいているものなのかどうかはあたしには保証できず、それを日本語で広めることは無責任だと思ったのでやめました。
興味のある方は、サイト翻訳サービスなどを使って読んでみてください。また、ここで主張されている内容だけでなく、中国における人権問題を扱った他のサイトも訪問して、総合的かつ多方面からの意見やリソースに触れることをお勧めします。

同サイトの主張に賛同される場合は、ハンドル・ネームでの署名も可能です。
左のナビバーにある、下から2番目のフォームに、名前(本名またはハンドル・ネーム)とメール・アドレスを入力、Submitボタンを押すだけ。その後、指定したアドレスに確認用メールが届くので、メールに記載されているリンクを押せば署名が完了します。

あたし個人としては、自国の歴史にまつわる単語ですら検索エンジンにフィルタをかけられ、詳細や他国の意見を知ることができない中国国内の同世代に同情を感じずにはいられません。
13億もの人口を抱え、永遠に"クサいものにはフタ"で通すことなんてできっこない。そして、いつかコントロールされた情報に疑問を持った中国国内の一般の人々が、政府と対極して知識と言論の自由を手に入れる行動にでたとき、彼らの主張が正しいものであることを世界が認識するためにも、署名する、しないにかかわらず、この署名運動の存在を知ってもらうことに意味があるのではないかと思っています。
だって世界の世論があれば、そのときに流れる血も減るかもしれない。


Monday, October 23, 2006
で、韓国どうすんの?

8月上旬にこのエントリで、韓国の戦時指揮権(戦時作戦統制権)は現在アメリカが所有していて、韓国はその返還を希望している件について書きましたが、遂に決着がついたようです。

朝鮮日報のオンライン日本語版に翻訳された同紙の社説と経緯が掲載されているのでぜひ一読いただきたいのですが、結論から言うと、韓国の作戦ミスで国を揺るがす一大事になってしまったという感じ。

いや、そもそも作戦自体があったのか。

さて、ノムヒョン大統領はこれまで「アメリカはとっとと指揮権返還しろよ」と盛んに訴えていたものの、今回の韓米定例安保協議会では一転して「お願い。見捨てないで」とすがったようですが、「2009年10月15日以降、2012年3月15日以前の早い時期」に戦時指揮権が韓国に返還されることになりました。
こんなに重要な国としての方向性が、どうしてコロコロ変わるのか。あたしには韓国がまったく理解できません。

ま、韓米相互防衛条約は解消されないようなので、指揮権返還後も一応タテマエとしては「ヤバイことになったらアメリカが助けてあげるよ」ということにはなってますが、同社説を読むと、韓国がその具体的な内容を開示しろと迫ったところ、「これ以上、何が欲しいわけ?介入されるの迷惑なんでしょ?」と、アメリカに一蹴されたもよう。

ノムヒョンさん、願いが叶ってよかったね・・・

結果、万が一、韓国が他国に攻められた場合、アメリカがどの程度軍事を提供するのかは明言されないままの韓米相互防衛条約になるようです。
そうなると、次に気になるのは北朝鮮の動向。

南は北への侵略にあまり熱意を持っていないように見えますが、北の将軍様はやっぱり韓国との統合に興味があるみたいだし、アメリカ軍のサポートが激減するとなったら、「これはチャーンス」と思うんじゃないでしょうか。というか、高笑いしてる将軍様のイメージが、もう頭から離れません。
逆に言うと、指揮権が韓国に返還されるまで力の温存と資金力の確保をするために、現在問題になっている核実験からは意外にスンナリ手を引くような気がします。

ただ、先日の核実験は、核爆弾製作技術や施設を持たない「ウチにも核クレクレ国」への販売促進パフォーマンスだった可能性も高いので、売りさばかれた核が別な国で使われ、それをきっかけに勃発した戦争に、軍事制裁というかたちで自国も巻き込まれてオジャンというシナリオも充分アリ。
北朝鮮にとっては今後、中東に売った核を"いかに使わせずにコントロールするか"が焦点になるのかもしれません。

ええと、アジアの話題になったので、日付を超えてついでにもう1件連投します。



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Thursday, October 19, 2006
Mixiはもうお腹いっぱい

Mixiのアカウントに、もう3ヵ月以上ログインしてません。面識のない人から送られてくる、あまりにも自分勝手なマイミク希望やメッセージが多すぎて、正直言って疲れました。

まず、居住先をニュージーランドにしておくと、「近々ニュージーランドにワーホリ(または学生ビザ)で行きます!!」という見知らぬ方からのメッセージが大量に届きます。
ま、別にそれはいんですけど、その後、なぜか相談役にされちゃうわけですよ。ビザの取得方法、語学学校の評判、英語上達のコツなんかをマシンガンのように質問してくる。あたしもお人好しなんで、時間があるときはできるだけ丁寧に返答してたんですが、そのうち「外国人の男を手っ取り早く釣る場所はどこか」とか、「出席日数をごまかせる語学学校を教えろ」とか、「入学申請書類を翻訳してくれ」とか、必ずと言っていいほどワケのわからない質問が届くようになります。

あたしはアンタのエージェントか。

さらに1番困るのは、「外国で数ヵ月暮らせば、英語なんかペラペラ」という神話を未だに信じている人が異様に多いこと。
「英語は苦手科目だったし全然自信ないけど、3ヵ月語学学校に通ってから大学に行きたいと思ってます」とか、もう最悪。夢を見るのはいいことだけど、3ヵ月程度で大学に進学できる程の英語力をつけるにはかなりの努力が必要だし、100%英語環境に身を置くために、日本人の友達は作らないくらいの覚悟が必須。というか、出発数ヵ月前の時点で「英語ダメです」って言ってるようじゃまずムリ。
また、英語力が大学進学基準に達しているかどうかを判定するテストを受けなきゃならないし、学科によっては留学生対象の進学準備コースを1年受講しなきゃいけない。

しかも、そんなことぐらいネットで検索すればモリモリ情報が得られるのに、なぜ彼らは自分で調べようともしないのか。
そこで、「もうちょっと現実を見てから検討し直した方がいいんじゃないですか」と返答を返すと、いきなりマイミク削除してくるわけですよ。

マジでムカつく。

だもんで、今度は居住先を日本に変えて、30代であることを強調してみたわけですが、そうすると「熟女に興味シンシンなんです!週末会えませんか?」みたいなバカがたくさんやって来るんですね。

熟女じゃなくてお姉さんと呼んでいただきたい。

ま、そんなわけですっかりヤル気がなくなりました。無視してればいいじゃんとか、そういう問題じゃありません。とにかく居心地が悪すぎる。
"ログインは〇分前"みたいな表示が出ると拾われる可能性が上がるので、ログインして友達の日記見るのもイヤ。もう放置状態です。
Voxもどんなシステムになっているのか知りたくて早速アカウント取って巡回してみましたが、デザインが崩れまくってて耐えられないどころか、Mixiを世界規模でやると考えただけで気絶しそう。
ああ、あたしはSNSには向いてないんだろうな。友達のみんながMixi内の日記じゃなくて、外部のブログを持ってくれることを切実に願うばかりです。

Mixi経由で連絡をくれている皆さん、Mixi経由だと受け取りにログインしなきゃならないので、全然対応してません。申し訳ないですがメールを送ってくださいな。


Tuesday, October 17, 2006
廃品稼動中

アフロのブルース・リーとっても気に入ってたんですけど、さすがに何度も見てたらクドくなってきたので、今回は味付けの薄いものを作ってみました。
久々に左右両側にサイドバーを付けた、中央のエントリ部分のみがモニタ・サイズに合わせてストレッチする3カラムです。

実は、あたし自身が未だに800×600のモニタを使っているため、ストレッチするテンプレ作っても、それ以上大きなモニタで果たしてちゃんと表示されるのかよくわかりません。とりあえず勘だけでバババと作ってから、Browsershotsなんかでモニタ・サイズを指定してスクショ撮って確認するしかない。そんなわけで、ウチのモニタでもピッタリおさまるように、これまでのテンプレは幅が固定サイズになってるやつが多かったんですね。
しかもウチの極小モニタ、友達が「道に落ちてたの2台拾ったから1台あげるよ」と言ってタダでくれたやつなんですよ。

っつーか、落ちてたんじゃなくて、捨ててあったんだと思いますけど。

ま、ウチのモニタサイズを基準にしてテンプレ量産してもどうかと思ったんでストレッチにしたんですが、そうなると3カラムじゃないとバランスが取れなくなる。んで、3カラムにしたら今度は入れるものがない。そこで、半年ぶりくらいにアマゾンのアフィを貼ることにしました。
インデックスとアーカイヴのページではCSSをキーワードに生成した広告が表示されるようにしてみたんですが、日本にはCSS関連のHowto本がたくさんあるんですね。

ぶっちゃけた話、あたしはアフィでこづかい稼ぎするつもりなんてまったくないし、広告内に表示される書籍は1冊も読んでませんが、ランダムでたまに表示されるCSS Zen Gardenの書籍版だけはかなり気になってます。
もともと、CSS Zen Gardenはネット上で展開されているデザイン・プロジェクト。単一のhtmlを使い、CSSの変更だけでどれだけ魅力的なデザインとヴァリエーションが実現できるかを実践しているサイトです。ここの秀逸なデザインの数々を見れば、CSSの威力が体感してもらえるはず。
知名度が高いのですでにご存知の方もたくさんいると思いますが、まだご覧になっていないようならぜひ覗いてみてください。CSSは同サイト内のメニューをクリックすれば切り替わります。

それにしてもアレですね、世の中には才能あるデザイナさんがたくさんいますね。
彼らのように華々しく活躍できるとは思いませんが、この先もデザインを楽しむのであれば、あたしも多少はコンピュータの環境を整えるべきなのかもしれません。次回、コンピュータや周辺機器を新しくするときは、道に落ちてるやつじゃなくて店で売ってるやつにしようと思います。


Tuesday, October 10, 2006
核との共存

またエラくカタいタイトルになってしまいましたが、10月9日、北朝鮮がプルトニウム型原爆の核爆発を伴う実験を行ったので、それについてちょっと。
ちなみに、プルトニウム型ってのは広島、長崎に投下されたものと同種のもので、核爆発を伴う実験とは、どこで核分裂連鎖反応が起こるかを確認するために行うギリギリ寸止めの臨界実験ではなく、実際に爆発があったという意味です。

1986年のチェルノブイリ以来、兵器としての核だけでなく原子力発電所における事故に対しても世界中で恐怖感が高まり、核の是非がより一般的に問われるようになった気がします。また、それに続いて翌年の1987年、日本では広瀬 隆氏の著書「危険な話」が出版されてベストセラーになりました。
実はあたしもこの頃に広瀬氏の公演を聞きに行き、なんつったって10代の熱い時期でしたから、「核ダメ。ぜったいダメ。核は悪」と心に刻み込んでしまったのですが、正直な話、今の日本で50機以上ある原子力発電所の稼動をすべて止めたら、工場の生産ラインがストップして生産力が落ち、経済的に大きな打撃を受けることになるんじゃないでしょうか。
まず娯楽のための電力消費は1番先に廃止対象になるだろうから、ディズニーランドのパレードなんか言語道断。

それどころか、コンビニのレンチンが有料になるかもしれない。

しかも電気は利便性とも直結しているので、めんどくさいことが次々と起こりそうな予感がします。残業なのに終業時間が過ぎたら会社のエレベータが全部止まるなんてことになったら地獄。
また、繁華街のネオンや巨大ヴィジョンなんかもそりゃあムダでしょうが、今度あたしが日本に帰ったとき、街に灯りがなかったらやっぱり悲しくなると思うんですよ。下世話でセンスのないネオンも、あたしの中では大切な故郷のアイコンですから。
ま、こんな風にムダな電気ですら生活や環境の一部になってしまうと、今度は節電が非常に難しいタスクになります。

つまり、「原子力発電は危ないから反対」と言うのは簡単だけど、現実問題として"原発のない生活"を実現するには、ライフスタイルの改革が必要不可欠。でも、これだけ加速してしまった日本の電力消費グセは、そう簡単に改善できない気がします。
じゃぁ、平和利用ってことで原発は現状維持して、核兵器の生産や使用に対して反対すればいいんじゃないのってことになりそうですが、これもまた難しい。

軍事ジャーナリストなんかの記事を読んでいると、技術力の向上でミサイルの軌道が精密に調整できるようになった現在では、広範囲に渡って何もかもぶっ壊す大型の爆弾より、ピンポイントで必要なターゲットのみを破壊する兵器がトレンドとか。ところが、その気になれば地球を壊すことだってできる核爆弾は"持っていれば安心できる切り札"として、所有希望国が後を絶ちません。
あたし程度の知能だと、「いくら核爆弾持ってても、こっちが打ち込んだとたんに相手も打ち返えしてきたら共倒れじゃん」としか思えないんですが。ま、核爆弾は民間人を巻き添えにして抹殺する、ある意味民族一掃兵器みたいなもんですから、将来、どのへんの国が実際に使うことになるかは想像できますけどね。

や、北朝鮮が実験するとは思ってなかったですけど。

だいたい将軍様の言うことはあまり信憑性がないので、80年代にロシアから輸入された小型原子炉と、1998年にパキスタンから買ったウラニウム濃縮用の機材を使ったとしても、実際に起爆可能な状態の核爆弾があるかどうかは疑問だったんですよ。
んだもんで、韓国発表の第一報が入っても、北朝鮮オフィシャルで声明文が発表されてもイマイチ信用できなかったんですが、その後、各国の首脳からコメントが出たのでやっと信じる気になりました。
北朝鮮はこれで外交カードが全部なくなったと言われているようですが、最近は中東との結びつきも強いし、イラン、シリアあたりとタッグを組んで、何かをたくらんでいるような気もします。国連事務総長に新任された韓国人の潘さんがどれくらい影響力を持っているのかも未知数だし、ますます行方はわかりません。

そういえば今回の核実験で、学生の頃、「君も原水爆禁止日本国民会議に参加しないか」と誘われたことを思い出しました。いわゆる原水禁ってやつですね。そこでオフィシャル・サイトを訪ねて同会議による声明を読んだんですが、なんだかもうガックリですよ。
北朝鮮の実験は、「軍事大国化をめざす小泉・安部政権の軍事的・政治的・経済的圧力の強化の結果」だそうです。なんでも人のせいにすりゃーいいってもんじゃない。っつーか、ここはそういう団体だったのか。

「軍国主義の日本を潰せ」ってのは、中国と韓国の若者も反日デモでプラカードを掲げていましたが、実際、軍事大国化と聞いても日本人にはあんまりピンときません。じゃぁ、彼らはなぜ日本を軍国主義と呼ぶのか。
ま、もちろん過去の大戦を意味している部分もありますが、実際には憲法9条の改正をやめろってこと。これには国連安保理の議席数が複雑にからんできます。

ええと、国連安保理は5つの常任理事国(アメリカ、フランス、イギリス、ロシア、中国)と、加盟国の中から総会で選ばれた10の非常任理事国で構成されているわけですが、日本が常任理事国になるためには、憲法9条を改正していつでも派兵できる状態になることが必須と言われています。これまでの"戦争はしない、戦力は持たない"という枠を外すことになるんですね。それを機に核保有もあるかもしれない。この、日本がいつでも戦争できる状態になるってのが中、韓にとってリスクになることが理由のひとつ。

ふたつ目は、日本が常任理事国になることで得る権力への抵抗。
国連安保理では常任理事国にのみに拒否権が与えられ、議会の決定の際、常任理事国が1国でも拒否権を施行したら決定できないことになってます。つまり、満場一致じゃないと議会決定ができないんですね。そこに参加するということは、各国に対して大きな影響力を持つことになります。「経済的に有利な方向に持っていくから、拒否権使ってウチの国を救ってくださいよ」なんてスリよってくる国から、オイシイ思いができたりするわけです。
ちなみに、日本は今年で2年の任期が終り、連続再選は禁止されているので、数年先まで非常任理事国として再選されることはありません。

ああ、原子力発電を否定するのは現状では難しいし、北朝鮮がバカをすれば日本のせいだと責められるし、国として国際社会での有利な立場を望めば憲法は改正されそうだし、核はロクなことがありません。
とりあえずあたしにできるのは、観てないクセに旦那がつけっぱなしにしてるテレビを消して、ささやかな節電をすることぐらいですかね。ニュージーランドは非核保有国なんで、原発もないですが。


Wednesday, October 04, 2006
色で遊ぼう - リンク集

あたしはもともと色のセンスなんかゼロなので、テンプレを量産していると配色に悩みます。でも、ネット上には使える色関連のツールがたくさんあるんで助かっちゃうんですよね。そこで、今日は数多いそんな色関連ツールの中でも特に使いやすかったものや、注目しているものをご紹介します。
ま、ツール使っても自作テンプレの色は酷いことになってるんで、活用できてるかどうかは怪しいんですけど。

テンプレやサイトを作っている方にとって便利なのはもちろん、洋服の色合わせにも使えるような気がするし、ただ見ているだけでも楽しめるはず。

Color in Motion
色の楽しさを知るには、まずはここから。色が与える印象などをFlashを使って紹介する秀逸サイトです。The Lab(203号室)のProject #3にKaleidoscopeがあるんですが、これはぜひお試しを。

DarkEye
色のサーチエンジン。左のパレットから色を選んでSearchボタンを押すと、該当色を使ったサイトがサムネイルで表示されます(キーワードとの併用も可)。登録サイトは10点満点でレーティングされているほか、サイト内で使用している色のパレット表示も。

COLOURlovers
ColorじゃなくてColourなんでイギリス系ですかね。とにかく色にこだわった、色を愛する人のためのサイト。一般から登録された新色と自作パレットのデータベースで、検索やタグ機能を装備。あたしもメンバーです。

[パレット製作] Color Palette Generator
ネット上にある写真などから、色を摘出してパレットにします。画像のアドレス打ち込んでボタン押すだけ。画像に合った色でサイトを構成したいなら便利かも。

[マッチング] Color Scheme Generator
シンプルで使いやすく重宝しています。パステルやダーク・パステルなどの切替えが、Boxの下のボタンで一気にできるのがいい。微調整にも柔軟に対応します。まずはボタンを押しまくって遊んでください。

[マッチング] color synthAxis
あたしには使いこなせません。っつーか、やり始めると遊んでしまって、全然実用に結びつきません。カラー・チップの下、色番号のヨコの小さなボタンを押すと各種ゲージが出てくるので、これをスライドさせて色を変化させます。色は無限だな。スゴイ。

[ピッカー] 4096 Color Wheel
ホイールから好きな色を拾うと、セーフ・カラー、スマート・カラー、アンセーフ・カラーを同時に表示します。セーフ・カラーだけじゃ物足りないけど危ない橋は渡りたくないという方に最適。7色までのパレット表示も。

[ピッカー] VisiBone
ああ、このサイトには数年前とても世話になりました。セーフ・カラーのみを対象にしたピッカーです。パレットに入れた色を出し入れできるので、近似色をガガガと選んで、消去法で攻めて使ってました。

[ブレンダー] Color Blender
任意の色を2色選んで、その中間色を最大10色まで表示できます。グラデーションの中の色はどれと合わせても相性がいいので、悩まずに選択できるのが最大の利点。

[ブレンダー] Slayeroffice
こちらも中間色を表示してくれるブレンダー。2種類のブレンドが同時に作れるので、濃淡、寒暖などの色の差をつけるのに最適。

[テーブル] Crie seu
htmlでは色が16進数で番号表記されますが、名前が定義され、番号の代わりに色名を使うことのできるものが140色あります。結構使える色が多いのですが、いざリストを探そうとすると見やすいものがなかなか見つからない。そこでコレです。末尾に数字が入っている色名は使えるのかどうか微妙ですが。

ほかにもまだまだありますが、よく使うのはこのへんですかね。色関連でお気に入りのサイトがあったら、ぜひご報告ください。


Tuesday, October 03, 2006
ゴジラ vs. 酒瓶

レストランの巨大なガラス・ドアを突然新しくすることになり、工事で店が営業できなくなったため今日はランチのみで仕事終了。「ヤッター、家でゴロゴロするべ」と自宅に直帰したところ、目が血走った出勤前の旦那に遭遇しました。

とってもイヤな予感。

「オ、オレ無宗教だけどさ、か、かか神っていると思うんだよ」
「何ソレ」
「だってさ、おまえ今日は仕事これで終わりだろ」
「だから何?」
「マジ、ホント助かったよ」
「まず用件言ってよ」
「29日のフライヤの締切・・・今日だったんだよね」
「あんたバカじゃないの。最低でも1週間前に原稿くれって言ったでしょ。徹夜でやって朝までに入れろっての?」
「違うんだよ、あと2時間なんだよ」

「・・・・・・・・・。」

えー、ウチの会社がプロモーションを手がけているバーで、29日にハロウィン・パーティを予定しているわけですよ。で、今回はスポンサーにヤグマイスタがついてくれたので、先方と連絡を取りやすい旦那が必要なロゴやテキストを用意して、あたしが印刷用の入稿データを制作することになってたんですね。
しかも、今回はいつもウチが使っている印刷所ではなく、先方と取引のある別な印刷所を使うと聞いていたので余裕を持って入稿したかったんですが、それを2時間でやれと。

クビ。あんたはもういらない。

でも、やらないわけにいきません。やらないで責められるのあたしですから。
そこで、先方の営業さんにはどんなデザインにすると話してあるのか尋ねてみました。

「ええとね、オークランドの街でゴジ〇とヤグマイスタの瓶が炎をボーって吹きながら戦ってる感じ」

わけわからん!!!!!

もうそれ以上聞いても理解不可能だったので、とにかく旦那を仕事場に送り出し、あわててコンピュータの電源をオン。残り時間1時間45分。以前、このブログのテンプレに使った画像なんかを使い回しして時間をかせぎ、なんとか締切までに入稿が完了しました。
ゴジ〇の画像は某オンライン・ショッピング・サイトのおもちゃ売り場から拝借。立派な著作権違反なので、気になる方はコチラからコッソリ完成品をご覧ください。

こんなアホなデザインで、担当者は怒られないんでしょうか。



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Monday, October 02, 2006
チョコレートで昇天

あたしは普段から主食がチョコレートなんじゃないかと思うほど板チョコをモリモリ食べています。ニュージーランド最強のチョコレート・ブランドWhittaker'sはもちろん、イギリスのCadbury、1971年にオリジナルの映画が公開され、最近はそのリメイクが話題になった"チャーリーとチョコレート工場"でおなじみのWonkaシリーズなど、日替わりで手当たり次第に食べまくり。

でも、いくらチョコレートが好きだからと言って板チョコばっかりだとさすがに飽きてくるし、お料理名人Cavacavienさんのブログであまりにもウマそうな手の込んだお菓子の写真を見てるうち、モーレツに「洗練されたウマいお菓子」が食べたくなりました。

しかも大量に。

そこで、仕事の休憩時間に近所のデリカテッセンへ直行し、直径25センチほどのチョコレート・ウィスキー・ケーキをホールで丸ごと購入。お値段38ドル。「洗練されたお菓子を食べる」のが今回の主旨なので、板チョコが10枚買えるとかビンボーくさいことを言っている場合ではございません。
この店ではいつも軽食用のサンドイッチやパニーニを買うんですが、ケーキを買うのは初めて。顔なじみの店員もそれに気づいて、「誰かの誕生日?」と尋ねてきたので、「や、全部ひとりで食べようと思ってるんだけど」と答えたら、真顔で黙って箱に詰めたあと、視線をそらしたままボソリと小声で「気持ち悪くなるよ」と言いながら手渡してくれました。

んなこと言わんでも。

こうして入手した自分専用のホール・ケーキ。
ま、ケーキってのはすでにピースやスライスになっていない場合、ナイフを入れて1食分に切るのがデフォルトですが、なんつったって今回は丸ごと自分用なので、食べ方にもこだわりたい。そこで、生まれて初めてそのままフォークを突っ込んで、切らずに食べることにしました。
ああ、美しい円形をフォークで破壊していく背徳感、それと同時に満たされていく支配欲。

ケーキの丸食いでこんな至福感が味わえるとは。

へヴィー級に重いどっしりしたケーキを、深夜2時にムホムホと味わうあたりになんとなくサイコな香りが漂いますが、ストレス発散に非常に効果的な気がします。甘いものが好きで、日々の生活にストレスを感じている方にぜひオススメしたい。
ただ、調子に乗って食べ過ぎるとホントに気持ち悪くなります。

・・・吐きそう。



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Friday, September 29, 2006
リーさんとラーメン

仕事でストレスが溜まり放題なので、気晴らしにカンフー映画を2、3本観ているうち、とんでもないことに気づきました。

もしかして、ブルース・リーはアフロが似合うのではないか。

なので、早速やってみました。あまりにも自然。さらに磨かれた気迫。
デザインに使った柄がラーメンどんぶりのフチに描かれている例のアレになってしまったあたりが、あたしの発想の貧困さを象徴しています。ま、こんなテンプレはあたしとラーメン屋しか使わないと思いますが。

ところで、中国の人口は約13億人なわけですが、すでに国外で別な国籍を取得してる中国人もたくさんいるのはすでにご存知の通り。あたしが暮らしているニュージーランドにも中国人移民者が非常に多いんですね。
彼らの場合、家族のひとりが永住権を取得すると、両親、祖父母を含めた3世代が丸ごとゴソっと家族申請して移住するので、比較的永住権の取得が楽だった数年前は、まさにネズミ算式に中国人人口が増加しました。

でも、確かに街を歩いていると中国人とすれ違う機会は多いし、中国人経営の商店もたくさんあるので買い物に行った先で話をする機会はあるものの、これだけ多くの中国人がいる街で、なぜかあたしには個人的な知り合いや友達がほとんどいません。
おそらくその理由は、彼らのコミュニティがあまりにも完成されすぎていて、他人種との接点をそれほど必要としていないからのような気がします。

移住者の数が多いから当たり前なのかもしれませんが、彼らのコミュニティは衣住食はもちろん、メディアや娯楽においても発達しているため、中国人の不動産屋から家を買い、中華マーケットで食材を手に入れ、中国人をターゲットにしたビジネスを展開し、その気になれば間違いなく中国語だけで暮らしていけるわけです。
最近は政府発行の各種パンフレットや申請書類にも中国語版が用意されているし、民放TVの放送枠をドカーンと買って、地上波でも中国の番組を英語字幕なしで放映していたことがありました。ま、これはさすがに批判が殺到して中止になりましたが。

ここまでくると、もうニュージーランド国内に中国ができてしまったようなもので、中国人以外から利益として得られた"外資"(や、実際は同じNZドルなんだけど)は、さらに彼らのコミュニティを潤していきます。
もちろん日本人にも似たような傾向はありますが、絶対数が違うので全然お話になりません。そして、コミュニティ内ですべてが完結してしまう彼らとの接点も、ビジネス以外ではほとんど得られないのが現状です。

まぁニュージーランド生まれの2世、3世になると事情も変わってくるんですが、その全員がコミュニティ外と積極的に接触するわけではないし、その結果、あたしのように多くの中国人に囲まれながらも「中国っつったらあんた、カンフー、赤、黄、ラーメンどんぶり」みたいなステレオタイプの人間ができあがってしまうんですね。あ、あと爆竹ね。

どうでもいいけど、ウマいラーメン食いたくなってきた。


Saturday, September 23, 2006
不幸の余波

左足骨折中に右足も骨折するなど、世界不幸大賞で金賞を受賞しそうなくらい不運のオーラが大量に放出されている旦那と一緒になってしまったので、あたしの人生も決してラクなものではありません。ようやく最近は自分が不運の中心になる機会が減りましたが、ここんとこ急に周囲に不運な人が続出し、今度はその余波に苦しめられています。

その中で最も頭がイタイのが、レストランのマネージャに振りかかった不運。
彼女は20代前半の若いアメリカ人なんですが、根っからの商売人で、とにかく客のさばきがうまい。クレームをつけてきた客も彼女と話せば必ず笑顔で帰って行くぐらいで、コワモテのオヤジに「ステーキ固いからタダにしろよ」とイチャモンつけられると、「すんません。すんません」とコメつきバッタのように頭を下げてしまうあたしとはレベルが違うわけです。
ま、彼女も若いので仕事以外のことが最優先になってしまい、"無責任"と言われてしまうこともたまにあるんですが、彼女の存在感とマネージメント能力は店に必要不可欠。

ところが、常に遠隔操作ばかりで現場を知らない経営者には彼女のアラばかりが見えていたようで、今週始めに彼女がマネージャから降格されることが決まり、よりによってマネージャの鉢があたしに回ってきたんです。彼女に比べたらあたしの力不足は明白。

だいたい、接客業への情熱が皆無。

んで、それよりももっと問題なのは、彼女とあたしがプライヴェートでも交流を持つ友達であることで、これまでの彼女のポジションに自分が座るなんて非常に居心地が悪い。しかも彼女は店との契約が切れるまで辞めるつもりはないので、必然的にあたしの下で働くことになるわけです。

っつーか、もうあたしが辞めたい。

世話になった知人から、「1ヵ月だけ手伝ってあげてくれ」と頼まれてすでに1年ちかく。すでに役目は充分果たしたと思っていますが、今あたしが辞めたら、今度は人手不足で店が完全に回らなくなるのもわかっているし、紹介者である知人との関係も壊したくないので、そこまで薄情なこともできず八方ふさがりの状態。
あー、こんなことになるならタイミング見計らって、もっと早くに辞めときゃよかった。

オークランドで接客業を検討している方、マジで面接来ませんか?フォーマルな店なんで、将来フライト・アテンダントを目指しているなら最適だと思うんですけど。捨てアドをコメントにいただけたら、速攻で詳細をお送りします。

助けてください。



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Tuesday, September 19, 2006
テンプレ依存症

師匠のクリボウさんにテンプレ職人と記述いただき、もう目の前にニンジンがぶら下がった馬のような状態になってしまい、また新作を作ってみました。

今回のキモは、右側の雪の結晶部分の色がスクロールに合わせて変化すること。
ま、背景画像を固定することで実現する簡単な視覚効果なんですが、実際に作り始めてみたらIEではbody以外の要素に背景固定の指示ができないことがわかり、最初の予定を大幅に変更したものになりました。
しかも、固定幅でないと問題が出る構造にしてしまったので、600×800のモニタでもキレイに表示させようとしたら本文が入る部分が異様に小さい。

ダメだ。これは失敗作。

ところで、ここんとこ毎週月曜日になるとテンプレを新しいものに変えてますが、なんとなくコツがつかめてきたこともあって、デザイン決定から実際に機能するテンプレに仕上げるまでは3、4時間程度。これはあまり負担になりません。ただ、肝心のデザインがなかなか決まらない。
んで、デザインを決めるまでは常に配置と配色のことで頭がいっぱいなので、メモリ食いまくりの常駐ソフトを入れているような状態になってしまい、生活にも影響が出てきました。

CSSのみを使った配置では特にそうなんですが、Webサイト制作やテンプレ制作なんて、箱の中にコンテンツをギッチギチに詰め込こんでテトリスやってるようなもんですから、あんまり考えすぎると、目に入るバランスの取れていないすべてのスキマがだんだん邪悪なものに見えてきます。
壁からちょっと離れている机とか、歩道からあまりにも離れて縦列駐車している車を見ると気になって仕方ない。

「marginゼロにして詰めてやりたい」と本気で思います。

しかも、なぜか今朝起きたら20年ぶりくらいに鼻血がドバドバ出たんですが、ティッシュペーパーが猛烈に赤く染まるのを見ながら、びっくりするより先に色番号が#990000であることを認識しました。

立派なテンプレ依存症になりました。


Tuesday, September 12, 2006
シーサラマン・ナラヤナン

なんだかもう、ブログ書くためにブログやってんだか、テンプレ作るためにブログやってんだか微妙な状態になってまいりました。あたし何やってんでしょうね。

あたしはテンプレ制作の際、Photoshopで全体的なイメージを決めてから、のちに色違いを制作することを考慮して各パーツはIllustratorで作ります。その後、出来上がったものを再びPhotoshopでWeb用に加工するんですが、Adobe製品ってのはプログラムが起動する際に、そのプログラムの開発に携わったスタッフの名前が表示されるんですね。

完全に起動するまではなんとなく手持ちぶさたなので、どうしてもこの名前の羅列をじーっと見てしまうわけですが、Photoshopのクレジットの中にどうしても気になる人がいる。
GeorgeとかChrisとかありがちな名前の中、ひときわ目立つ長い名前。それは、 Seetharaman Narayanan。シーサラマン・ナラヤナン…シーサラマン・ナラヤナン…。

まるで呪文。

もうSeetharaman Narayanan氏のことが気になって気になって仕方がなかったので調べてみたら、"Seetharaman Narayananで催眠術にかかった"というブログ記事を発見。

やっぱり呪文だった。

さらに探してみると、Flickrにも"Seetharaman Narayananファン・クラブ"が存在することが判明。クラブ紹介の説明文には「Photoshop起動画面で絶対に目をそらすことのできない名前、Seetharaman Narayananをたたえよう」とのこと。スゴイ催眠術効果です。

こうなると、実在するSeetharaman Narayanan氏がいったいどんな人なのかどうしても知りたい。んで、Adobeオフィシャルのサイトを掘ってみたらこんなものが出てきました。

社内でも催眠効果全開。

Photoshopをお持ちの方はただちに起動して、Seetharaman Narayananをご確認ください。


Friday, September 08, 2006
やめてくれセリーヌ

今夜レストランでの仕事中、普段はJazzばかりなのに、なぜかいきなり映画タイタニックのテーマが大音量で流れ、ビビって皿を2枚割りました。セリーヌ・ディオンが全身から声をしぼり出すようにして歌い上げたアレです。

タイタニックが公開された当時、あたしはまだ日本でトークDJの仕事をしてたんですが、映画公開中の数ヵ月間、来る日も来る日もリクエストされる曲の半数近くがあのテーマ・ソング。店や配給元が「賞味期限が切れる前に売っとけ」って勢いでレコメンドをかけてきたのでオンエアしないわけにもいかず、あまりに何度も聴きすぎて、「にぁーおあふぁー、うぇぁえーばーゆーあー」とサビで盛り上がり始めると、全身に別な意味でトリハダが立つようになりました。
あの頃はレギュラーの仕事を入れすぎて年に休みが9日しかないハードな生活を送っており、1日に3ヵ所で別な番組やセットを担当していたので、そうなると1週間で21回、1ヵ月で84回、2ヵ月で168回あの曲を耳にしていたことになるわけですよ。

一生分聴いた。もういい。

ま、そんな経緯があったので映画を観たのは公開からしばらく経ってからだったんですが、やっぱりクライマックスであの曲が流れたとたんに激しく萎えました。と同時に、それ以降レオナルド・ディカプリオを見ると脳内でセリーヌ・ディオンが歌い出すようになったため、彼が出演している作品はまったく観なくなりました。

ところが数年前。
あたしは中世ヨーロッパを題材にした老人ウケする映画が結構好きで、フランス革命以前のブルボン朝が背景になった三銃士なんかにはビビビときたりするんですが、三銃士が仕えたルイ13世、14世の命令によりバスティーユ監獄に幽閉された鉄仮面の男の物語、The Man in the Iron Maskの主演がディカプリオだったんですね。

これだけは観ないわけにはいかない。

そこで、歌い出そうとするセリーヌ・ディオンをなんとか押さえつけながら観たんですが、コレが良かったんですよ。で、ディカプリオ拒食症を克服したこともあってThe BeachやCatch Me If You Canなどを続けて観賞。特に、実在したサギ師がモデルになったCatch Me If You Canは上出来で、今でも印象に残っている作品のひとつです。
ディカプリオも別に悪い役者じゃないし、タイタニックに出演してチャラチャラしたイメージが定着しなければ別な人生があったのかもしれないのに気の毒。ただ、柔軟性はなさそうだから配役にもよるだろうけど。

ところで、今夜セリーヌ・ディオンに電気ショックを浴びせられたのをきっかけに、物語ではなく史実上のタイタニックについて調べてみたら、こんなサイトに出会いました。
タイタニックの沈没が実は計画されたものだったことを検証してるんですが、やけに真実味があり大変興味深かったのでご紹介します。

っつーか、ディカプリオもセリーヌもまったく名前を聞かなくなりましたが、今ごろ何してるんですかね。タイタニック関連は悲劇ばっかりだな。


Thursday, September 07, 2006
Blogger Betaテンプレ攻略

あれだけBloggerベータのテンプレ・エディタをクソミソに言っておきながら、やっぱり気が変わったので泣きながら攻略してみました。
人間、やれば結構できるもんです。このブログのオリジナル・テンプレをほぼ完全に移植してみました。興味のある方は下記へどうぞ。

有限会社 ウラヤマシ

あたしが作業している間にもBloggerの中の人たちが設定をイロイロいじっていたらしく、同じテンプレなのに突然表示が変わったり、タグに関するヘルプ・ページがいきなり消滅して見れなくなったりで、まさにBloggerとの戦いでした。

マジ、もう2度とこんなめんどくさいことはしたくない。

移植作業をして気づいたことは、配置、配色、画像など、ほぼすべての要素をCSSで記述することが要求されること、metaタグを含めたテンプレ内の記述には日本語が一切使えないこと、Wedgit(Web2.0なドラッグ&ドロップでレイアウトや表示コンテンツを変更する機能)に対応させるために大量のタグを埋め込まなければならないことでしょうか。普通にページのソース開いても見えないですけど。
CSSでの統括的なデザインは今や主流になりつつありますが、なんせブラウザによって表示方法が違うので、Firefoxだとキレイに見えてもIEだとメチャクチャになったりするし、そろそろ企業が足並みを揃えてくれないとややこしいですな。

ま、今回の移植は、新エディタに対応したテンプレでないとラベル機能やツリー形式のアーカイヴ表示ができないことから、オリジナル・テンプレでどこまでできるかを試してみたわけですが、んなことをしてる間に昨夜突如として立ち上げられた"Blogger Betaでわかっている問題点"という公式ブログで、「そのうち旧Bloggerスタイルのエディタでもこれらの機能が使えるようになります」と書かれていました。

ふざけんな。

あたしの2日間を返してくれ。


Sunday, September 03, 2006
逆襲のテンプレート

このブログをBloggerベータに移行させて以来、新機能に対応したhtmlエディタの登場を楽しみに待ってたんですけど、8月末日にやっと公開された待望のエディタに激しく失望。
テンプレと新機能を連動させるための指示表記や、これまでのBloggerタグに代わる新しいタグなど、理論はわかりやすいんですが記述が恐ろしくめんどくさい。Bloggerのためだけにこれらの新しい記述方法をマスターするなんてアホらしいし、なんとなく、「シロウトはオフィシャルで配布してるテンプレ使って、背景色や文字色だけ変えて満足してな」的雰囲気が漂ってて、どうしても好きになれません。
ああ、Bloggerがこれまでの良さを捨てて、まったく逆の方向へむけて爆走し始めたような気がして悲しい。

というより、なんか腹立ってきた。

そこで、蚊取り線香とワサビにインスパイアされたのをきっかけに、怒りにまかせて旧Blogger形式で新しいテンプレをガーっと作ってみました。
このブログのバカっぽさが微塵も感じられないスカしたテンプレになってしまい、デザイン的には失敗ですが、そろそろCSSのみでコントロールするページ組みを試してみたいと思っていたので、ちょうどいい機会になりました。一応、FirefoxとIEでは動作、表示確認をしていますが、Safari、Operaあたりで崩れた場合はぜひご一報ください。

ブログってのはとても私的なものだし、特に日本人はモノに対して自己のアイデンティティを反映させたい人種なので、あたしもオリジナリティにこだわるわけですが、便利さを優先して没個性になるくらいなら、あえて不便を選んでもいいのかもしれません。
ま、そのうちラベル機能なんかがどうしても使いたくなって、新しい記述方法を泣きながら勉強することになるのかもしれませんが、しばらくは従来のテンプレ形式を使っていくことに決めました。

また、CSSは引き続き勉強していきたいので、今後も別なデザインのテンプレや色違いなどを制作するかもしれません。いくつかたまったら配布でもしますかね。



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Friday, August 25, 2006
ニコニコ園と共和国

昨日まで存在すら知らなかったんですが、福島県二本松市の独立国、ニコニコ共和国が8月末で25年ぶりに日本に統合されるそうです。

独立国と言っても村おこしを目的にした架空の国家で、全盛期だった80年代半ばには全国に200ヵ所以上もあったそうな。
これまで村おこしと聞くと、大金をつぎ込んで意味不明な銅像を広場にドカーンと設置したり、村人だけで異様に盛り上がり、逆に観光客の足が遠のいてしまうマイナスなイメージがあったんですが、過去には独立国が集まってオリンピックなんかもやってたらしいし、それなりに活性効果があったみたいです。

今回、国家解消を宣言したニコニコ共和国は、観光協会本部には国会議事堂、豆腐屋には国立豆腐蛋白研究所のように看板をかけ、独自通貨のコスモまで流通させる徹底ぶり。これは地域住民の結束が強くないと、なかなかうまくいくもんじゃありません。国内の商店がひとつでも「アホらしいからウチはやらない」って言い始めたら完全にブチ壊しですからね。

ところで、このニュースには"ニコニコ共和国が国家解消"という見出しがついていたんですが、それを見たとき、あたしは埼玉県東松山市にある驚愕の館、神秘珍珍ニコニコ園がいつのまにか独立国家になっていたのかと思い、目が点になりました。

神秘珍珍ニコニコ園を実際に訪れたことはありませんが、ネット上で報告されている内容を見る限り、日本で最もあの世に近いテーマパークであることは間違いないようです。
いろいろ説明するよりは写真を見ていただいた方が話が早いと思うので、非公式サイト(サイト下部に、外園、園内、田園の部の写真ページへのリンクあり)や、超魔界帝国大坪五郎氏のサイトあたりをじっくりとご覧ください。

神秘珍珍ニコニコ園の隣にだけは住みたくない。



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Thursday, August 24, 2006
Gmail解禁

2晩連続でGoogleネタ。恐縮です。
最近、ネットではそこらじゅうにタダのサービスがゴロゴロしています。昨夜のエントリで紹介したGoogle傘下のWritelyなんか顕著な例で、アレの正規版が提供されるようになったら、誰もMicrosoft Wordなんか買わなくなるような気がします。

あたりまえですが、サービスがタダと言ってもGoogle社員が"ボランティアの皆さん"なわけではありません。これまでネットの消費者は金銭を払うことと引き換えにサービスや製品を手に入れてきましたが、これからはGoogleがまさに今進めているように、消費者はタダでサービスを受け、その代わりにサービスをサポートしているスポンサーの広告を大量に見せられ、別のモノで消費する形態が定着していくようです。
テレビを想像するとわかりやすい。民放はいくらギャラの高い芸能人が出演していてもタダで見放題。視聴者はその代わりにスポンサーのコマーシャルを観せられて、購買欲を煽られるわけです。

そんなネットのテレビ化が進む中、Googleもテレビ業界への進出を検討してるらしく、近い将来、家庭などにある各テレビが、番組視聴のデータを自動的に回収、統計をはじき出し、より消費の可能性が高いコマーシャルを優先的に放映するシステムを開発予定。観る人によってコマーシャルが変わるわけですね。
っつーか、あんまり考えたくないんですけど、ソレをやるには当然、"誰が観ているのか"を認識させるために、テレビつけたら認証作業をしなきゃならないんじゃないでしょうか。

ああ、パスワード忘れたらテレビも観れない時代が来るなんて。

さて、長くなりましたが、ここからが今日の本題です。
今までは、すでにアカウントを持っているユーザから招待状をもらわなければ新規登録できなかったGoogle運営のWebメール、Gmailですが、日本、ニュージーランド、オーストラリアの3国では、招待状なしで誰でも登録することができるようになりました。
あたしも某K氏から招待状を頂戴して、しばらくGmailを利用してますが、hotmailなどの他のWebメール・サービスよりも断然使いやすいので、もう一生やめられません。

Gmailの特長は、メールごとに貼り付けることのできるラベル、特定の送信者や任意の語句が含まれたメールを自動振り分けしてくれるフィルタ、笑っちゃうほどデカい2.7ギガもある容量などが挙げられると思うのですが、使ってみてその便利さを体感してもらえば、さらにその良さがわかってもらえるはず。
日本語による使い方マニュアル的サイトはまだあまりないようですが、今回の解禁で、初心者が短時間でマスターできるようになるためのHow toサイトが続々と登場すると思います。とりあえず、どんなものなのか概要を知りたい方はコチラからどうぞ。

ま、メルアドなんていくら持っててもソンになることはないので、まだアカウントをお持ちでない方は、だまされたと思って登録してみてくださいな。

Gmail - http://mail.google.com/



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Wednesday, August 23, 2006
Google買収のエディタが始動

久々にStar Ocean - Till the End of Timeを引っ張り出して2ラウンド目に突入してしまい、ゲーム廃人化が進んでいます。Envy Inc.が運営を任されることになったBarは社員2人の活躍でうまく行ってるようですが、なんせあたしは4次元の世界からやってきたモンスターたちの魔の手から銀河系を救うのに忙しく、そんなことにかまっていられない状況。
夏のイヴェント・シーズンが到来するまでは、仮想世界で生きていこうと思います。

さて、今夜は久々にネット上の新サービスのご紹介。
あたしはニュージーランドの日本語媒体に連載を掲載してもらってる関係で、原稿執筆のためにテキスト・エディタを頻繁に使います。MicrosoftのWordのように至れりつくせりなアプリケーションより、検索置換えや全文が一発で整形できる機能がついてて、文字数の確認がしやすく軽いものが使いやすいので、メモ帳の延長線上にあるエディタが理想。
"原稿を書くこと"にこだわったらTepaEditorが最強だったので、ここ数年はこのエディタを愛用してますが、以前から興味を持っていたオンライン・エディタのWritelyが、Googleに買収されて以来ストップしていた登録受付を再開したので、早速使ってみることにしました。

Writelyはファイルを同社のサーバに保存するタイプのオンライン・エディタ。
エディタを使って新しいファイルが制作できるのはもちろん、ローカルに保存されているテキスト・ファイルやイメージ、Microsoft Word、htmlがアップロードでき、オンライン上で修正や変更を加えることができるんですね。また、サーバに保存されているファイルをPDFやOpenOfficeなどのフォーマットでダウンロードすることも可能です。
アップロードされたファイルの閲覧は、一般に公開、特定の相手にのみ公開、非公開が選択できるほか、特定の相手に編集権限を与えるコラボ機能もついてるので、同じファイルを複数の人たちがそれぞれに開いて、リアルタイムで編集することもできる。

そのほかにも、変更前と変更後の書類を並べて読み比べできる校正機能や、10秒ごとのオート・セーブ、文字カウント、ブログへのポスト機能もあって、なかなかいい感じ。ま、原稿執筆をするにはあまり現実的じゃないけど、ブログのポスティングや新しい入稿方法としてはおもしろいかもしれません。
特に海外では、文章を送信する際の受け取り手が英語のOSやWordを使っている場合が多いので、相手の環境によっては日本語のWordドキュメントがバケまくったりするんですね。その点、オンラインのやり取りなら、ブラウザが日本語に対応できるよう設定されていればちゃんと表示されるし、これから重宝することになるかも。

メールアドレスさえあれば登録してすぐに使うことができるので、新しいものが好きな方はぜひお試しあれ。

Writely - http://www.writely.com/



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Friday, August 18, 2006
Blogger betaの恐怖

昨日のエントリで、Bloggerベータ版移行後の最初の感想を書きましたが、その後もいろいろとイジっているうちに更にとんでもないことがわかったので引き続き報告します。
ちなみに、テンプレートをアップグレードしたら、得るものより失うものの方がはるかに多かったので従来のテンプレート方式に戻しました。

:::レポート5::: 絶対クローラに拾ってもらえない
ひどい。コレはひどすぎる。
ベータ版でテンプレートのアップグレードを行うと、勝手にhead内に指示が埋め込まれ、クローラがインデックスを回避するようになります。しかも、昨日のエントリでも記述したように、アップグレード後はbody以前のタグがカスタマイズできなくなるので、書き換えることもできません。
おそらく、ベータ版を体験するために一時的なデモブログを立ち上げる人が多いことから、このような対策がされているのでしょう。あたしのように、100エントリ以上あるブログをいきなりベータに移行させる人は世界でも数少ないのだと実感。昨日までは自分のことを勇者だと思ってましたが、実はタダのバカだったことがよくわかりました。

:::レポート6::: 文字コードが勝手に変更される
これに気づいたときは意識が薄れるほどのショックでした。
ベータ移行前までこのブログはShift-JISだったのですが、移行したとたん、エントリのすべてがUTF-8に勝手に書き換えられました。ベータにも旧Bloggerと同様にエンコード・セッティングのオプションがあり、それが移行後もShift-JISのままだったので問題ないと思っていたのですが、IEでブログを開けてみたら激しく文字バケ。ブラウザのエンコーディングを変更して確認してみると、UTF-8になっていたことが判明しました。FirefoxではUTF-8をアクティヴにしていたので、自動判別してバケずに表示されていたため気づきませんでした。

ベータのエンコード・セッティングでShift-JISを選択すると、確かにhtmlのトップでcharset=Shit-JISと宣言されますが、吐き出されるデータはすべてUTF-8なので、かえってブラウザが混乱します。
こんなことされてしまうと、もう取り返しがつきません。このブログもUTF-8で続けるしか手段がなくなってしまいました。どうしてくれるんだ。

今のところ、ベータへの移行はUTF-8への強制変更であることを声を大にしてお知らせします。

:::レポート7::: ベータと旧Bloggerの交換性
Long Tail WorldのSatomiさんからコメントをいただいて気づいた、ベータと旧Bloggerの交換性の悪さも挙げておきます。

コメントの投稿者がBloggerユーザだった場合、名前にプロフィールへのリンクがつきますが、ベータ版ブログのリンクからベータ版ブログ運営者のプロフには飛べても、ベータ版ブログから旧Blogger運営者のプロフには飛べません。なぜか逆だと問題ないんですが。
これはBlogger Help Groupでも指摘している人が多い事項で、日本語、英語などの言語に関係なく、確実にリンクしなくなるようです。また、今後、改善されるのかどうかも不明です。

:::今日の結論:::

やっぱりやめときゃよかった。

後悔、先に立たず。



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Thursday, August 17, 2006
いいの?悪いの?新Blogger

いつもお世話になっている"クリボウのBlogger Tips"のエントリを読んで知ったのですが、Bloggerがベータに退化しました。
多数の新機能が追加されたため、"新機能の確認作業を行いますよ"という意味のベータ逆行です。

新しくブログを立ち上げる際にはいきなりベータ版が使用できるそうですが、すでにブログを持っている既存ユーザは、これまでのデータを新システムに移行させることになるため、現在は人数を制限して順次対応していくようです。
昨晩、あたしも移行できるかどうか試してみたんですが、「アンタはまだダメ」と言われてガッカリしていたものの、今日になって設定をちょっといじってみたらスンナリ移行できました。
早速いろいろと試してみたので、感想なんぞを書いておきます。

:::移行できないとお困りの方に:::
現在のところ、ベータ版は英語表示しか対応していないため、Bloggerの表示言語(あなたのブログの表示言語ではなく、blogger.comの表示言語です。ご注意を)の設定を変更すると、移行できる確率が上がるようです。手順は以下の通り。
blogger.comへ行き、日本語で表示されているのを確認

いつものように、Bloggerアカウントでログイン

ダッシュボードの右にある「言語を変更する」から英語を選択

ログアウト

blogger.comに戻されますが、今度は英語で表示されているはず

再びいつものアカウントでログイン

ダッシュボードの右に新機能に関する内容が記載された青いボックスが表示されていたら、そこから手続きを行います

あたしの場合、English UKを選択したら一発でした。ただ運が良かっただけなのか、英語を選択すれば必ず移行できるのかはまったくわかりません。でも、試してみる価値は充分あると思います。
また、ベータ版使用にあたっては、Googleアカウントの利用が必須になります。すでにお持ちでない方も、移行手続き中に同アカウントを取得するオプションがあるのでご安心を。

ただし、1度ベータ版に移行してしまうと、もう旧Bloggerに戻ることはできません。

:::レポート1::: htmlがカスタマイズできない
これまでのBloggerを愛用していた方はご存知のように、Bloggerの魅力は柔軟なカスタマイズ対応。テンプレートが丸ごといじれるので、 blogspotサーバにファイルのアップロードができなくてもhead内にstyleをドカーンと放り込めるし、metaタグの追加はもちろん、 Bloggerタグを使った技を展開することができました。

それがまったくできなくなります。

これはオソロシイです。まさかこんな落とし穴があるとは思ってもみませんでした。っつーか、ちゃんと説明読んでませんでした。最大の欠点と言うより、致命傷ではないでしょうか。

テンプレートを1枚のhtmlファイルとして開くことのできた旧Bloggerとは違い、ベータ版ではブログ内の各パーツ(ブログ本体、リ ンク・リスト、プロフィール、アーカイヴなど)をそれぞれ視覚的に変更できる新機能が搭載されているのですが、この機能でほとんどhtmlが書き込めない ため、与えられた数少ないオプションから適当に選ぶことしかできなくなりました。つまり、フォントの色は与えられたパレットから選ぶことで変更できても、 表示幅や行間幅などの細かい設定が一切変更できなかったりするんですね。また、bodyタグ以前の部分には触ることすらできません。
機能をアップグレードせずに、旧Bloggerと同様のテンプレート機能を継続して使うオプションもあるのですが、その場合、新しく追加されたオイシイ機 能はほぼすべて使えなくなります。また、このブログの設定言語はShift-JISなんですが、旧テンプレート機能のオプションを使って以前のものを入れ てみたら、テンプレートの日本語部分だけ見事に文字バケしました。

一応、ベータ版でも従来のテンプレート機能に近いものが新たに提供される予定はあるようですが、これまでテンプレートをコツコツとカスタマイズされてきた方には、これが提供されるまではベータ版移行はお勧めできません。

:::レポート2::: 新アーカイヴ機能はなかなか
このブログのサイドバーにあるアーカイヴを見ていただければわかるように(抹殺したので画像をどうぞ)、エントリ・タイトルが表示されるようになったので、過去記事を掘りやすくなりました。これ以外にも、プルダウン・メニュー、静的メニュー(従来と同じ)のオプションが用意されています。

:::レポート3::: 待望のラベル機能、日本語はダメ
カテゴリはこれまでBloggerユーザが最も待ち望んでいた機能だったはずですが、日本語はダメでした。あまりのショックで立ち直れません。

手順としては、エディタに新設された窓内に、新しいもの、既存のものいずれかのラベル名を入力して、エントリを送信するだけで自動的にラベ ル登録が完了するんですが、同じラベルが付いているエントリを検索するためのエンジンが日本語に対応していないので、ラベルを付けても意味がありません。
ま、検索屋が運営しているブログ・サービスなのでいずれは改善されると思いますが、今の時点では英語のラベルのみ有効です。

また、もちろんラベルは1エントリずつ開いて手貼りです。

:::レポート4::: TagClickも妙な具合に
ラベルがダメならTagClickと思いましたが、まぁ見てください(抹殺したので画像をどうぞ)。右のサイドバー最下に入れてみたところ、ナマ殺しみたいなことになりました。もう、オバさんはどうしていいのかわかりません。

:::結論:::

やめときゃよかった。

何でも新しいものにすぐ首を突っ込むと、イタイことになるのが良くわかりました。これからの人生の教訓として、心に刻んでおこうと思います。
でも、ラベルを1枚1枚手貼りする恐怖はともかく、問題になっているのは文字コードとテンプレートだけのようなので、これらが改善されれば、これまでの旧Bloggerサービス以上に使いやすくなるような気もします。

長い目で見ましょう。長い目で。



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Monday, August 14, 2006
イスラエルは待っていた

飲むのが忙しくてしばらく更新をサボっておりました。えーおかげさまでウチの会社が運営を担当することになったBarがオープンしました。詳細やらイロイロと報告しようと思っていたのですが、本日の午後5時(ニュージーランド時間)にイスラエルとヒズボラの双方が停戦に応じたニュースを観て、今回の戦闘についてまとめてみたくなりました。

とりあえず、7月12日に勃発したイスラエルとヒズボラの戦いについて簡単におさらいをしておきたい方は"3分でわかるレバノン危機"をどうぞ。

さて、約1ヵ月にわたって両者どちらも譲らずの状態が続いた戦いでしたが、昨日13日に国連安保理の決議で停戦が受諾され、今日の5時にはヒズボラのお膝元、レバノン南部への攻撃がピタリと止まったとのこと。
振り返ればこの1ヵ月、あたしはニュースを読むたびに様々な疑問を持ちました。

そもそも戦闘が始まった理由は、ヒズボラによるイスラエル兵士の拉致でしたが、この地域では拉致や小競り合いなんて結構頻繁に起きていて、今更2人ぐらい拉致されたからって、それがきっかけで戦闘が始まること自体が不自然なんですね。ある意味"いつものこと"なのに、なぜイスラエルは今回に限って売られたケンカを買ったのか。

次に、戦闘が開始されてすぐ、イスラエルは誤射と言い訳をしつつ、レバノンの国連関連施設ごと国連監視員4人を吹き飛ばしてますが、アレがどうしても納得いかない。
監視員たちが10回以上に渡って「国連施設だから攻撃すんな」とイスラエルに警告を出していたことはニュースにも記載されてるし、あの攻撃は故意だったとしか考えられません。しかも、監視員からの警告に対してイスラエルは「攻撃しません」と返答していたのに、実際は精密誘導弾でモロ狙い撃ちですよ。
だいたい、国連監視員殺害がヒズボラにダメージを与えるわけじゃないし、こんなことしたら逆に国連とイスラエルの間に確執が生まれるだけ。そんなリスクを背負ってまで攻撃する理由なんて、口封じぐらいしか思いつきません。確実に抹殺する必要があったから、精密誘導弾だったのかもしれない。じゃぁ、そこまでしてイスラエルが隠したかった秘密とは何か。

3つ目の疑問は、なぜレバノンの民間人ばかりが狙われたのか。
ま、戦争ってのはそりゃー誤爆もあるでしょうし、民間人が犠牲になるのは避けられないのかもしれませんが、今回はちょっと普通じゃない。これまた狙い撃ちのように医療施設や住宅地にまで攻撃をかけたおかげで、関係のない人たちがバタバタ亡くなってるわけです。
戦闘相手はイスラム教の少数派、シーア派のヒズボラですが、これだけドッカンドッカン爆弾を落とせば、レバノン国内に住む多数派のスンニ派からも怒りを買うことになるのはわかっているはずなのに、なぜ手加減しなかったのか。

最後の疑問は、なぜ停戦にこんなに時間がかかったのか。
国連から散々「いい加減に攻撃やめろよ」と言われていたのにもかかわらず、イスラエルはかなり強い口調で「それだけはムリ。我々は自国を守ってるだけ」と主張しながら、ずっと停戦を拒み続けていました。それどころか、世界から集まるイスラエルへの非難の声が高まるのと比例して、攻撃は激しさを増していったんです。まるで、自分が悪者になるのを楽しんでいるかのように。
ところが、今日になって条件なしでいきなり停戦ですよ。それなら、もっと前に停戦できたはずじゃないの?

ま、どこもかしこも疑問だらけなんですが、実は、これらの疑問が一気に解決してしまうひとつの仮説があるんです。

イスラエルは待っていたんですよ。刺激された他のイスラム教国が攻撃してくるのを。

だから、まず怒りを買う必要があったんです。攻撃さえされてしまえば、彼らの言う「自国を守るため」の正当な理由を持つことができますね。武器はアメリカからいくらでも調達できる。ま、今更ですけど、今も昔も彼らが一掃しようとしているのは、シーア派でも、ましてやヒズボラでもなく、イスラム教そのものですから。
うまいことイスラム連合軍が結成されて攻撃してきたら、あとは世界が知ってる公然の秘密、アメリカが作ってくれた自国の核をドカーンと落として、きれいサッパリ。周囲に敵のない、新しいイスラエルの誕生です。

ええと、聖書ではこれをハルマゲドンと呼んでますね。

さすがに周辺のイスラム教国もイスラエルの計画に気づいて、武器を提供する程度の協力しかしませんでしたが、民衆の感情まではなかなかコントロールできないもの。実際、今月のはじめにはイランの有志が集まってヒズボラに加勢しようとしたため、イラン政府が一時的に国境を封鎖して出国を拒否したニュースがありました。危ないとこだった。

国連監視員を殺害してまでイスラエルが守りたかった秘密に関しては、正直、あたしにもわかりません。今のとこ、アメリカの最新兵器のテスト使用を隠すためだったんじゃないかという説が有力のようですが。イラクでも使用されたとみられるマイクロ波を発射する指向性エネルギー兵器なんか、照射されると人間がレンジでチン状態になるらしいですからね。コワいです。
レバノンでもレンチン遺体らしきものを目撃したという記事を載せているメディアもあるので、テスト使用隠蔽説は本当かもしれません。アメリカの最新兵器に興味があり、グロに耐えられる勇気のある方は、イタリアの報道番組がまとめたこちらの動画をどうぞ。ちなみにあたしは観てません。動画の紹介文があまりにもスゴくて、コワくて観れません。

今回の突然の停戦は、いくら煽ってもイスラム教国は攻めてこないし、これ以上悪役を続けるとイスラエルの国際的な評価が下がり過ぎると判断したからのような気がします。でも、しばらくはイスラエル軍がレバノン南部に駐留するし、まだ終ったわけじゃないのかも。


Tuesday, August 08, 2006
バカ放出中

突然ですが、あたしはゴールの見えない戦いはしません。

子供の頃から、スタート地点からゴールが見えない場合は、恥も外聞もなく回れ右して逃げることにしています。
なので、まずマラソンなんて論外。アレはムリ。ゴールが見えなすぎ。だいたい、ゴールまでの行程で何が待っているかわからないってのは実に不安なものです。2km地点にライオンがいるかもしれないし、40km地点で昔の男が刃物研いで待ってるかもしれない。しかも、走行中は自分がどこにいるのかすら漠然としか把握できません。
それに比べて短距離走ならゴールまでの障害物が目視で確認できるし、スタート前からコースを目の前にして戦略をアレコレと練っておくこともできる。しかも勝敗がつくのが早くて、結果がすぐに得られます。

あたしの人生も同じこと。
DJなら決められた2時間から3時間の1セットを全力で回せばゴールにたどり着けるし、以前、月刊誌の編集にいたときも、月末には必ず発行というゴールが待っていました。だから仕事が楽しめるし、ゴール時には毎回必ず満足感が得られる。
自慢じゃないですが、どこにあるのかもわからないゴールに向かって何かをコツコツとやるような持久力は、まったく持ち合わせておりません。

そんなあたしがなぜ、ブログなんぞにゴールの見えない戦いを挑んでいるのか。

わかりません。わかりませんが、またマイナーチェンジを行ったのでお知らせします。前置き長くてすんません。

ではまず、Internet Exprolerフレンドリになった件から。
Firefoxをデフォのブラウザとして使っていたため今まで気づかなかったんですが、久々にIEでこのブログを開いたら一部の改行タグが無視されていたので、すべて修正しました。こんな文字だらけのブログ、改行なしで読む気にもなりません。IEの皆様、失礼しました。

2つめはカテゴリ機能。以前は外部エンジンに指定したキーワードでブログ内を検索させて、その結果を表示する"カテゴリ表示のようなもの"だったんですが、この機能はサーチ・エンジンのインデックスに依存したものだったため、100エントリを超えたあたりから古いものがヒットしなくなっていました。ところが、このブログは世界崩壊妄想から個人のボヤキまで網羅したヤミ鍋のような状態なので、カテゴリがないのは致命的。
そこで代用することにしたのが、TagClickのタグ検索です。通常のカテゴリ表示とは違うので多少見にくいですが、カーソルを置けばそのカテゴリ内に何件のエントリがあるかがわかるようになったし、クリックすると別窓でメニューが展開するので、ストレスを感じずに気になったカテゴリ内を移動していただけると思います。
また、関連エントリの件数が多ければ多いほど文字の級数が大きくなるタグの最大の特徴がそのまま残っているので、どのカテゴリにエントリが多いかが一目でわかるんですね。

今のとこ、バカが垂れ流されてスゴイことになってますが。

現在は今年の1月1日分のエントリから対応していますが、将来的には全エントリがカテゴリから拾えるようにしていく予定です。
これからも宜しくお付き合いください。



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Monday, August 07, 2006
韓国の行方

北朝鮮という国は内側がよく見えないせいか、なんだかワケのわからない国ですが、最近は2重マブタのプチ整形でおなじみ、ノムヒョン大統領率いる韓国も何だか暴走してますね。

先日の北朝鮮によるテポドンの件では、ミサイルが発射されている最中、ドサクサにまぎれて日本海域に偵察艇を送り込んでみたり、国際舞台では呼ばれてもいないのにシャシャリ出て力いっぱい北を擁護。さらには「北を敵視する日本とは対決しなければならない」と自らも日本にケンカを売ったりで、反日政策は絶好調のようです。
ま、ノムヒョンさんは韓国国内でも支持率が1ケタしかないらしいので、ある意味トンデモ大統領なのかもしれませんが、ここんとこ1年くらいアメリカに対して「戦時指揮権を早いとこ返せ」と強硬に訴えているのがマジで実現してしまったら、一体何をするつもりなんでしょうかね。

えー、戦時指揮権ってのは戦争などが起きた際に誰がその指揮を取るかってことですが、韓国ではアメリカがこの権利を持っています。そのため、国内には日本と同じようにアメリカ軍の基地がいくつかあって、軍事演習なんかも行われてる。
んじゃ、「なんでアメリカがそんな権利持ってんの?」、「そもそもどうして朝鮮半島は北と南に分かれてんの?」と疑問をお持ちの方のためにも、サササと経緯を書いておきましょう。

朝鮮半島が日本の植民地下にあった1945年8月8日、第二次世界大戦が終ろうとしていたときのことです。2日前には広島に原爆が投下されて敗戦がほぼ確実になっていた日本に対して、ソ連が火事場ドロボー的に宣戦布告してきました。ソ連は満州からスタートし、のちに北方領土問題に発展する樺太まで進撃、その際に今の北朝鮮全域を制圧したんですね。
これを知ってあわてたのがアメリカ。15日に日本がポツダム宣言を受け入れて大戦が終結し、朝鮮半島が日本の植民地でなくなった直後に半島の南側から上陸すると、北側にいたソ連に、「真ん中で線引いて半分ずつにしようぜ」と提案。これが現在でも北と南の事実上の国境となっている38度線です。

翌年の1946年、ソ連傘下であり共産色の強くなった北で、金日成をリーダーにした共産主義国家の基盤ができあがります。一方、アメリカ傘下の南では李承晩が初代大統領に就任、こちらでも国づくりが始まりました。
この時点からすでに北と南は仲が悪く、北が南への送電を止めてみたり、ゲリラが暴れたり、国境付近での小競り合いが絶えなかったりと常にモメていたわけですが、1949年までにはアメリカもソ連も司令部を撤退。ただし、南がいきなり北に攻撃をかけたりすると、それが元でアメリカ対ソ連の大規模な戦争が勃発するおそれがあったし、それまで朝鮮半島を植民地にしていた日本への報復攻撃をかける可能性もあったため、南の戦時指揮権はアメリカが持つことにして、アメリカの許可がなければ他国を攻撃できないようにしたわけです。

ま、結局はその後、北がソ連と中国を丸め込んで南に攻め込んだために朝鮮戦争が起きるんですが、南の戦時指揮権は現在でもアメリカが継続して所有しています。
で、ノムヒョンさんはこれを返せとおっしゃる。
確かに、一国の主でありながら戦時指揮権を持てないことへのジレンマがあるだろうことは感情論としてはわかる。でも、アメリカのバックアップがあったからこそ国家設立が実現した韓国にとって、アメリカを切り捨てることには多大なリスクも伴うわけです。パトロンを失った不安定な国家からはまず外資が逃げていくし、そうなれば経済がガタガタになる危険性すらある。

じゃあ、そこまでリスクを背負って何がしたいのか?

日本への報復戦ですね。ノムヒョンさんはそれほど日本が嫌いです。というか、彼の主体になっている政策自体が"反日政策"です。
実際、北との確執なんて今じゃあってないようなものだし、戦時指揮権を手にしたからと言って北に攻撃をかけることはまずありえない。逆に北の持つ核は魅力だし、北と手を組めばロシアと中国が新しいパトロンとして面倒を見てくれるかもしれません。ニュースを読んでいると、韓国が中国に対して何かしらの条件をすでに提示しているものの、中国はその要求が現時点では了解できず、交渉段階にあるような雰囲気が漂っています。

ところで、韓国がアメリカを捨てて共産国に依存することになると、日本はどうなるんでしょうね。西側は敵ばっかりで、アメリカと共産国との間でサンドイッチ状態。さらに共産国の向こう側には、アメリカが独占しておきたい油田がゴロゴロ。

もう、地獄絵巻みたいな図しか浮ばないのでコワくて書けません。

ま、すべてが韓国が計算している通りに進むかどうかにはかなりの疑問がありますが、可能性としてはありえない話じゃない。そして、遅くても2012年、実際にはそれより2、3年前倒しでアメリカが韓国に戦時指揮権を返還することだけは確実なようです。

ああ、昨日の広島における原爆死没者慰霊式・平和祈念式で4万5000人が平和を祈っている間にも、アメリカから提供された武器によって、イスラエルがレバノンに対し36時間内で160回もの空爆をかけ、対するヒズボラ側もシリア経由で入手したロシアとイランの武器で応戦しているという事実。
また、15日の終戦記念日には、首相の靖国神社参拝の件でまた韓国、中国の反日感情が爆発するだろうし、あたしもボヤかずにはいられません。


Thursday, August 03, 2006
クジラ食ったら悪人なの?

あたしが働いているレストランは、なぜかやたらに国際色豊か。オーナーはイタリア人、マネージャーの2人はアメリカ人とイラン人、フロア・フタッフのほとんどがイギリス人で、キッチンにはニュージーランド人、ブラジル人、インド人、中国人、トルコ人。「今日のまかない何にする?」なんて話になると、それぞれが勝手に「アレが食いたい」、「コレが食いたい」と自分のお国料理を主張するので、全然ラチがあきません。

今夜もいつものように何を食べるかでモメている際、グリーンピースに所属して、渡航先で滞在費を貯めながら世界一周を目指しているイギリス人のA君がボソリと言いました。

「まさか君はクジラなんて食べないよね」

グリーンピースと言えば、捕鯨反対を訴えている世界でも有名な団体。たまに道を歩いていると「タンカー座礁で海洋汚染が深刻です。署名お願いしまーす」とグリーンピースの人たちが近寄ってきて、延々と"正義とは何か"を語ってくれるんですが、彼らが捕鯨禁止を大きなポリシーとして掲げている以上、こっちも偽善者ぶるのはイヤなので、一応「あたし日本人だし、クジラ食べるのに罪悪感ないけど、海洋汚染のための署名ならするよ」と言ってみたりします。
大抵の場合、「それでもいいから署名して」と言われるんですが、10人にひとりくらいの割合で、クジラがいかに知的な動物であり、それを食べることがどれほど罪深いことなのかをコンコンと説教してくる人もいるんですね。

確かにクジラは知的な動物なのかもしれないし、彼らにとって食べることは罪なのかもしれませんが、正直、あたしにはクジラを食べることへの罪の意識がありません。

だって、学校の給食で出てたのよ。クジラの大和煮。

それを今更「それは悪である」って言われても、あたしこそどうしていいのかわからない。
だからと言って毎日クジラを食べようとは思わないし、希少価値があるという理由だけでグルメぶって食べたりもしないし、もしも外食先でメニューにクジラ料理があったとしても、別に食べたいとも思わないはず。ただ、クジラを食べるのは日本の文化なんだから、守られた範囲内での捕鯨や食鯨が、なぜ一方的に非難されなきゃならないのか疑問なだけ。

もちろん、規定量を超えた水揚げや、ヤミ捕鯨はルール違反だし、種が絶滅するほどの危機に晒されているのであれば捕鯨は禁止するべきだと認識してますが、価値観の違う相手に「クジラを食ったら悪人だ」といきなり言われても、どうしてもピンと来ない。
ウナギを食べるのがキモいと思うなら、アンタが食べなければよろしい。タコを食べるのがグロいと思うなら、アンタが食べなければよろしい。同様に、クジラを食べるのが非道だと思うなら、アンタが食べなければよろしい。そういう理論でいいじゃないか。

今夜、いきなりカウンター・アタックをふっかけてきたグリーンピースのA君にも、「過去にクジラは食べたことあるし、この先も食べることがあるかもしれない」と正直に言ったら彼は絶句してましたが、よくよく話を聞いてみると、日本の一般家庭の食卓には牛、豚と同じような頻度でクジラが並んでいると思っていた様子。
ま、彼らにとっては「たまにしか食べないからいい」って問題じゃないんだろうけど、ほかにもいろいろ誤解されてるんだろうなぁと思うわけです。



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Wednesday, August 02, 2006
あたし社長でした

おそらく、このブログを読んでいる知人や友人ですら、あたしが社長であることを忘れていると思うのですが、あたしもすっかり忘れていました。
そもそも、ブログ・タイトルのEnvy Inc.とはあたしのプロモーション会社の社名で、当初は会社の営業日誌的な内容をひたすらに綴る予定だったんですが、なんせ弱小企業なもので、日誌にするほどの営業自体がない。さらに、社長自らがレストランでパートのオバちゃん状態。
ところが、世の中にはとんでもない運が転がってるものです。捨てる神あれば拾う神あり。棚からボタ餅とはまさにこのこと。

Envy Inc.運営&プロデュースのBarが誕生します。

ええ。そうなんですよ。店の詳細はまだ書けないんですが、Aucklandの某バーのオーナーさんが、運営とイヴェント企画を全面的にウチの会社に任せてみようと勇気ある決断をされたんですね。はじめは店とイヴェントのプロモーションだけを担当する予定だったんですが、最終的にはウチの社員2人をジェネラル・マネージャとして常駐させて、運営サイドも一気に引き受けることになりました。
ちなみに、社員2人とはもちろんウチの旦那と、サウンド・エンジニア兼DJのDylan Adams。あたしは週末に顔出してパーティーや印刷物のコーディネートやったり、DJしてればOK。

やっと社長らしくなってきたじゃないか。

ま、飲食関連ビジネスが季節に左右されやすいニュージーランドでは、冬の間(こっちは日本と季節が逆)はイヴェントやってもイマイチ儲からないので、2、3ヵ月は現場の社員2人に経営面に力を注いでもらうことにして、あたしは平日の夜だけレストランのパートをダラダラやりながら、この際、やりかけのゲームを一気にクリアする生活に突入したいと思います。あ、原稿も書きます。締め切りも守ります。努力します。
ま、相変わらずやってることは同じですが、将来、このブログで店やイヴェントのお知らせをする機会もあると思うので、とりあえずご報告まで。

すでに改装工事は始まっており、来週末にはリニューアル・オープンの予定です。詳細はその際に。



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Tuesday, August 01, 2006
Blogger試行錯誤

だうも。
仕事関連で重大発表なぞもあるのですが、ま、それは置いといて、このブログのマイナー・チェンジを行ったので今夜はその報告を。

ええー、まずはなぜか以前のカレンダーが突如機能しなくなったので、ちょうど月別のアーカイヴが恋しくなっていたこともあり、別なものに変更しました。Bloggerを利用したことのない方はご存知ないと思うのですが、Bloggerにはデフォでカレンダー機能がないんですね。
ただ、導入してから気づいたんですが、このカレンダーは、ページ上ですでに表示されている記事のトップまでアンカーで飛ばすだけのシロモノで、各記事の単独ページへリンクするわけではないんですよ。うーん。コレは便利なのかどうか。というより、なくてもいいんじゃないだろうか。・・・とりあえず様子を見ます。

もうひとつは、"続きを読む"の導入。
月別アーカイヴを復活させたことで、1ヵ月分の投稿がドカーンと表示されるようになったわけですが、なんせこのブログは各投稿の文字数が多いので、1ヵ月分を全文表示するとスクロール・バーのドラッグする部分が2ミリくらいになっちゃうんですね。しかも、どこに何があるのか非常にわかりづらい。

そこで、最新記事以外は"続きを読む"から単独ページに移動、リンク先で全文を表示することにしました。コレをやると、最初の5行が極端につまらない場合、決してその先を読んでもらえないという恐るべきリスクが発生するわけですが、ま、しょうがないわな。今のところ7月の投稿分にしか導入していませんが、そのうち徐々に全エントリ対応するかもしれません。
導入にあたっては、いつものように"クリボウのBlogger Tips"を参考にさせていただきました。クリボウさん、ありがとうございます。



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Thursday, July 27, 2006
3分でわかるレバノン危機

めったに連絡をよこさない日本の友人から、こんなメールが来ました。
「イスラエルとレバノンがドンパチやってるというのに、なんでノホホンと日記なんぞ書いているのか。アンタのパスポートのことなんかどうでもいい。早急にわかりやすく事態を説明せよ」

・・・はい。わかりました。

ええとですね、イスラエル対レバノン(正しくはイスラム教シーア派政党、ヒズボラ)の間で勃発した両国間の攻撃は、7月12日にヒズボラがイスラエル人2人を拉致したことが発端になってます。
ここでちょっとおさらいしておきますが、イスラエル人ってのはユダヤ人(教徒)のことですね。で、対するシーア派ってのはイスラム教の約20%を占める少数派。でもって、シーア派が多くいるのはイランです。

さあ、いきなりキナ臭くなってまいりました。

なぜキナ臭いのかと疑問をお持ちの方には、まずこのエントリからお読みいただくとして、とりあえず話を進めましょう。
地理的にはイスラエルが南、レバノンが北にあり、両国はタテに隣り合ってるんですね。で、12日にヒズボラが国境を越えてイスラエルへ侵入し、イスラエル軍の兵士2人を拉致しました。ニュースを読んでいると、武装した血の気の荒いゲリラ・グループがいきなり拉致したような書かれようなんですが、実はヒズボラはレバノンの政党で、国会議員には13人もヒズボラ党の人材がいるし、大臣もいるんですよ。んで、気になるのはなぜ彼らがイスラエル人拉致に踏み切ったかという理由。

まずは基礎の基礎から。
2000年以上前、ユダヤ人は中東にイスラエルという自国を持っていましたが、国が滅んだためにその後は世界中にちらばっていました。そして、第二次世界大戦以降、今の中東に無理矢理イスラエルを再建したんですね。で、それに反発したのがその地域をパレスチナと呼んで暮らしていたアラブ人たち。つまり早い話が「オレらの土地から出て行け」、「いや、オマエこそ出て行け」ってのが中東問題です。この争いがもう60年以上続いてる。そして、周囲を敵に囲まれているイスラエルでは、多くの周辺国のアラブ人が質人として刑務所に収容されてるわけです。
今回、ヒズボラがイスラエル人を拉致したのは、この2人を解放する代わりに、イスラエルに収容されているアラブ人の人質を釈放しろという大きな交換条件があったんですが、なぜか報道ではその部分がアイマイになってきてる気がしますね。
そんでもって、人質解放の代わりにイスラエルは売られたケンカを買ってしまい、24年ぶりにレバノンに侵攻、戦いの火蓋が切って落とされることになりました。ただ、これは国対国の戦争じゃないんです。あくまでもイスラエル対ヒズボラの戦い。

ところで、レバノンってのは小さな国なんですよ。大きさは岐阜県とほぼ同じで、人口は460万人程度。しかもそんな国の1政党が、なぜ多くの財閥を世界規模で操っていると言われるユダヤ人たちとドンパチできるほどの戦力を持っているのか。・・・彼らをサポートしてる他国がいるんですね。
で、翌13日にヒズボラがイスラエルに向けて発射したミサイルがイラン製だったことがわかって、もう世界騒然。イランのシーア派たちはヒズボラの旗を振りまくって珍走団みたいなことになってるし、ユダヤ資本のメディア(特にアメリカのTV)からは妙に偏った報道が次々と飛び出すし、アメリカのライス国務長官に至っては「ヒズボラのない新しい中東を」なんて口走ってイスラエル擁護に奔走するし、メチャクチャですよ。

結局、話はイランとアメリカ。つまり、石油取引。カネですわな。カネ。

ちなみに、18日にイスラエルで行われた世論調査では、「話し合いで決着をつけるべき」がわずか17%で、国をあげてもうやっちまえ状態。対するヒズボラ側は、イスラエルより10倍近くの死者を出しながらも未だ抵抗を続けています。犠牲になってるのは民間人ばっかり。
しかも、レバノンの首相はヒズボラの派閥、シーア派と対立しているスンニ派の人なので、板ばさみになったままどーにもこーにもできないのが現実。

長期戦になりそうなこの戦い、デカいことにならなきゃいいんですが、これが飛び火してまたアメリカでテロでも起きたら本当にヤバイです。
さらに、今回の件でヨーロッパの各国がどちらサイドについているのかがコメントではっきりとわかり、これも恐怖心を煽ります。

宗教サイドから見たアメリカとイランに関しては、あたしの世界滅亡妄想が爆走した"ハルマゲドン・シリーズ"のPart 2あたりを読んでいただくと・・・いいのか悪いのかわかりません。気になる方だけどうぞ。
ハルマゲドンは来るのか Part1 >> Part2 >> Part3



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Wednesday, July 26, 2006
日本人をやめるとき

あたしはニュージーランドに7年住んでるわけですが、初対面の方にそれを話すと「ってことは市民権を持ってるんですか?」とか、「それってグリーン・カードってやつ?」とよく聞かれます。

ご存知の通り、日本国外に長期滞在するには学生ビザや労働ビザなどを取得するのが一般的ですが、どちらもビザ申請時に決定した、特定の教育機関や勤務先でしか学んだり勤務したりすることはできません。また、学校や勤務先の変更、または滞在を延長するときには、それに準じてビザの変更や延長の手続きをしなければなりませんよね。

そのほかの長期滞在の手段としては、ワーキングホリデー・ビザもポピュラー。これはワーキングホリデー・システムを日本と相互で受け入れている国が対象となり、ニュージーランドをはじめ、オーストラリア、フランス、イギリス、カナダなどで実施されていて、年齢制限や生活資金などの条件がクリアできれば、希望の国に1年間ほぼ無条件で滞在でき、仕事も自由に探せるというもの。英語習得などが1番の滞在理由になっているようですが、のちに移住することを視野に入れて、現地での就職活動に専念する方も最近は多いようです。

そんなあたしも18歳でオーストラリア、25歳でニュージーランドにそれぞれワーキングホリデー・ビザを利用して滞在。ホントはニュージーランドも1年の滞在予定だったし、実際、ワーホリが切れたときに1度日本に帰ったんですが、当時のニュージーランドの職場から「戻ってくれば」と言われて調子に乗って戻ってきたら、いつの間にか結婚→永住権取得→旦那日本語まったくダメ→日本帰れない→んで、気がついたら7年。

というわけで、あたしが持っているのは市民権ではなく、永住権。アメリカではグリーン・カードと呼ばれてるやつですね。
ま、永住権にはその名の通り滞在期間の制限がないし、選挙権もあるし、別に生活するのに困ることは何にもないんですが、市民権ってのは日本の帰化にあたるもので、完全にその国の国民になるってことですから、取得するとパスポートがいただけるわけですよ。
ニュージーランドでは永住権を2年間保持していれば市民権を申請する資格が与えられるので、多くの移民たちが永住権から市民権に切替えているようですが、実は日本人にとって市民権取得は究極の選択。

なんつったって、日本は2重国籍禁止ですから。

つまり、ニュージーランドで市民権を取得してパスポートをいただいたとたんに、日本から日本のパスポートを取り上げられてしまうんですね。ま、そのへんはウマいやり方があるらしく、実際、ウマくやってる方も結構いるらしいんですが、やっぱり危ない橋を渡るのはコワい。
逆にニュージーランドは4重国籍まで認めているので、多重国籍が可能な国との組合わせなら、4つまでパスポートが持てることになります。

今夜、なぜか急に日本のパスポートの有効期限が切れてるんじゃないかと思いたち、心臓をバクバクさせながら確認したら、ありがたいことにまだ2年残ってました。切れてたらエラいことになるとこだった。
たとえこの先もこの国で暮らすとしても、あたしは10年ごとに日本のパスポートを更新するんだろうな。日本人をやめるなんて、あたしにはとてもじゃないけどムリ。


Sunday, July 23, 2006
ミイラ取りがミイラの法則

"ミイラ取りがミイラになる"ってのは子供の頃よく耳にしましたが、あれは日本のことわざなんですかね?なんかソレっぽくないですが。
ま、ミイラを盗みにピラミッドに忍び込んだのはいいけど、脱出できなくなって自分までミイラになってしまうってことを意味した、利潤だけを追求するバカに贈られる教訓として使われることが多い気がします。

ええと、何が言いたいかというと、猟奇殺人なんですよ。
ホラ、あたしは"猟奇殺人ライブラリ"という翻訳サイトを同時進行で手がけてるじゃないですか。で、んなものを夢中でやってたらウンコ男に訪問されて、あの場合、1歩間違えば自分がメッタ刺しになってたかもしれないわけで、それこそミイラ取りがミイラ状態。
正直、事件以来"猟奇殺人ライブラリ"の更新はなんとなく控えていたのですが、昨晩、更新を再開しましたのでお知らせします。

ただ、事件に巻き込まれるのだけはもう勘弁。

そうだ、"ミイラ取りがミイラ"でもうひとつ気になったことがあるんですよ。20日の鳥取のニュースなんですが、みなさんご存知ですか?

キモ試しで本物の遺体発見

これはコワいです。まさに"ミイラ取りがミイラ"。
あたしだったら間違いなくチビってます。
新聞記事によると、地元の少年5人が深夜に近所の廃屋に入ってキモ試しをしていたところ、ほぼ白骨化した遺体が布団の中で横になってるのを発見してしまったそうな。少年たちのコメントや廃屋に関する詳細は記載されてないんですが、その時の恐怖を想像すると、彼らがあまりにも気の毒でこっちまで泣けてきます。
しかも、遺体はドクロ・マークがプリントされた服を着用していたとのこと。

よりによってドクロですよ、ドクロ。

日本のみなさん、そちらはいよいよ夏ですが、ご注意くださいね"ミイラ取りがミイラ"。


Thursday, July 20, 2006
ハリウッドの日本観

午後、仕事前にDVDを1本観ました。邦題では"Sayuri"と題された映画、"Memoirs Of A Geisha"。オリジナルは日本で雑誌編集に携わった過去を持つアメリカ人、Arthur Goldenによる書籍で、あたしは数年前にこの原作をすでに読んでました。

原作と映画、どちらも主人公の芸者さゆりが、彼女の半生を一人称で語ることでストーリーが展開するんですが、原作を読んだ際、京都の花町、芸者世界の習慣や掟、日本人特有の義理と人情など、それらの描写があまりにも自然だったため、あたしはてっきり芸者をリタイアした"さゆりさん"が書いた自伝を、Golden氏が翻訳したのだと思っていたほど。
実際は、60、70年代に現役の芸者として祇園で活躍したMineko IwasakiさんにGolden氏がアドヴァイスを求め、"現場の声"を活かしながら修正に修正を重ねて出版に至ったとか。

ストーリーは満州事変などを背景に1930年代を中心にしているんですが、映画には中国人俳優が多く起用されていると聞いていたので、「気がついたら原作はそっちのけで、日本人は野蛮で卑劣ってメッセージが詰め込まれたプロパガンダ映画になってたら目も当てられない」と思い、実はあえて映画を避けていたんです。
また、作品のクオリティ面でも、原作が非常に良かった場合、映画を観てガックリというケースが結構あるじゃないですか。それが映画を遠ざけるもうひとつの理由になってました。

ところが。

もうね、ビックリするくらい良かったんですよ。
"かんざし"ひとつにもこだわった華やかな京の女たち、町を彩る提灯の淡い光、四季のうつり変わりと共に変化する日本庭園の装い、水面に映る日本建築のシルエット、そして、女のプライドが交差する置屋の陰湿さまでが息を呑むほどの美しさで、かつ忠実に再現されていました。
ああ、こんなに美しい日本を映画で観たのは初めて。

しかも、置屋のババアが桃井かおりなわけですよ。

合格。誰が何と言おうと合格。もーこれ以上のキャスティングは不可能。
んで、桃井かおりを含め、日本人俳優勢は渡辺 謙、役所 広司、工藤 夕貴などが出演していたんですが、ハワイ育ちの工藤 夕貴はおいといて、みなさんかなり英語がウマい。ハリウッド映画なのでほぼ全編にわたってセリフが英語なんですが、ほとんど問題ナシ。彼らの英語を聞いてても、少なくともあたしは苦痛じゃありませんでした。
ちょっと前までは結構いいかげんな英語で日本人俳優が洋画に出て、英語喋ってんのにわけわかんないから英字幕つけられたりしてましたが、同映画の俳優陣はかなり気合が入っていた様子。

ウチのフラットメイトのOlly君なんか、ラストシーンの渡辺 謙のセリフで号泣。

それにしてもアレですね、この映画、監督は"シカゴ"でアカデミー賞を取ったロブ・マーシャルなんですが、この人はスゴい監督なのかもしれませんね。
だってホラ、日本の美には"静の美"ってのがあるじゃないですか。それは、完璧なまでにバランスを計算された庭園だったり、職人の技が隅々まで施された建造物だったりするわけですが、そんなハリウッドの美学とは180度違う日本の美を、まるで日本人の視点から見たかのように表現してるんですよ。

また、スティーヴン・スピルバーグが制作総指揮を担当してるのも不思議です。宇宙人が自転車乗って空飛ぶのはいいとして、人食いザメに手足をモリモリ食われたり、恐竜に頭から丸呑みされるような映画を撮ってきた人物が、なぜこの作品に乗ったのか。そのあたりに疑問を感じつつも、あたしとしては久々に星5つ付けたくなった映画でした。