今夜レストランでの仕事中、普段はJazzばかりなのに、なぜかいきなり映画タイタニックのテーマが大音量で流れ、ビビって皿を2枚割りました。セリーヌ・ディオンが全身から声をしぼり出すようにして歌い上げたアレです。
あの頃はレギュラーの仕事を入れすぎて年に休みが9日しかないハードな生活を送っており、1日に3ヵ所で別な番組やセットを担当していたので、そうなると1週間で21回、1ヵ月で84回、2ヵ月で168回あの曲を耳にしていたことになるわけですよ。
一生分聴いた。もういい。
ま、そんな経緯があったので映画を観たのは公開からしばらく経ってからだったんですが、やっぱりクライマックスであの曲が流れたとたんに激しく萎えました。と同時に、それ以降レオナルド・ディカプリオを見ると脳内でセリーヌ・ディオンが歌い出すようになったため、彼が出演している作品はまったく観なくなりました。
ところが数年前。
あたしは中世ヨーロッパを題材にした老人ウケする映画が結構好きで、フランス革命以前のブルボン朝が背景になった三銃士なんかにはビビビときたりするんですが、三銃士が仕えたルイ13世、14世の命令によりバスティーユ監獄に幽閉された鉄仮面の男の物語、The Man in the Iron Maskの主演がディカプリオだったんですね。
これだけは観ないわけにはいかない。
そこで、歌い出そうとするセリーヌ・ディオンをなんとか押さえつけながら観たんですが、コレが良かったんですよ。で、ディカプリオ拒食症を克服したこともあってThe BeachやCatch Me If You Canなどを続けて観賞。特に、実在したサギ師がモデルになったCatch Me If You Canは上出来で、今でも印象に残っている作品のひとつです。
ディカプリオも別に悪い役者じゃないし、タイタニックに出演してチャラチャラしたイメージが定着しなければ別な人生があったのかもしれないのに気の毒。ただ、柔軟性はなさそうだから配役にもよるだろうけど。
ところで、今夜セリーヌ・ディオンに電気ショックを浴びせられたのをきっかけに、物語ではなく史実上のタイタニックについて調べてみたら、こんなサイトに出会いました。
タイタニックの沈没が実は計画されたものだったことを検証してるんですが、やけに真実味があり大変興味深かったのでご紹介します。
っつーか、ディカプリオもセリーヌもまったく名前を聞かなくなりましたが、今ごろ何してるんですかね。タイタニック関連は悲劇ばっかりだな。
5 comments:
やめてくれセリーヌ
タイトルうまいっ!てか、すっかりつかまれてしまいました。
セリーヌディオンの熱唱を聞かなきゃならないって、それはきつい。お仕事とはいえ、ねえ。。。
タイタニッはディカプリオ食わず嫌いのため、観てません。毛糸ウィンスレットも苦手だし。
タイタニックリンク!も含め、この記事さいこーに好きです:D
今考えるとホントに不思議なんですけど、何でタイタニックってあんなに売れたんでしょうね。
個人的には検証サイトにあるような、"タイタニックの陰謀"がテーマになったサスペンスがぜひ観たいんですけどねぇ。
その手のタイタニックだったらワタシも観たいです。でもそんなこと、もるがんさんが許してくれないですよねぇ。ふぅ。
LINK先の検証記事、一気に読んじゃった。おもしろい。このEnvyさんも、おもしろ過ぎ。
そのCatch Me If You Canと、あとThe Aviatorとかでもいい味だしてましたねー。
> Satomiさん
The Aviator、まだ観てないんですよ。そろそろレンタル屋で借りてみようかな。
そういえば、Team Americaを観てからここ数年は、ベン・アフレック、マット・デーモン、キム・ジョンイルがあやつり人形にしか見えなくなりました。
映画の影響力ってスゴイですね。
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