Saturday, September 23, 2006
不幸の余波

左足骨折中に右足も骨折するなど、世界不幸大賞で金賞を受賞しそうなくらい不運のオーラが大量に放出されている旦那と一緒になってしまったので、あたしの人生も決してラクなものではありません。ようやく最近は自分が不運の中心になる機会が減りましたが、ここんとこ急に周囲に不運な人が続出し、今度はその余波に苦しめられています。

その中で最も頭がイタイのが、レストランのマネージャに振りかかった不運。
彼女は20代前半の若いアメリカ人なんですが、根っからの商売人で、とにかく客のさばきがうまい。クレームをつけてきた客も彼女と話せば必ず笑顔で帰って行くぐらいで、コワモテのオヤジに「ステーキ固いからタダにしろよ」とイチャモンつけられると、「すんません。すんません」とコメつきバッタのように頭を下げてしまうあたしとはレベルが違うわけです。
ま、彼女も若いので仕事以外のことが最優先になってしまい、"無責任"と言われてしまうこともたまにあるんですが、彼女の存在感とマネージメント能力は店に必要不可欠。

ところが、常に遠隔操作ばかりで現場を知らない経営者には彼女のアラばかりが見えていたようで、今週始めに彼女がマネージャから降格されることが決まり、よりによってマネージャの鉢があたしに回ってきたんです。彼女に比べたらあたしの力不足は明白。

だいたい、接客業への情熱が皆無。

んで、それよりももっと問題なのは、彼女とあたしがプライヴェートでも交流を持つ友達であることで、これまでの彼女のポジションに自分が座るなんて非常に居心地が悪い。しかも彼女は店との契約が切れるまで辞めるつもりはないので、必然的にあたしの下で働くことになるわけです。

っつーか、もうあたしが辞めたい。

世話になった知人から、「1ヵ月だけ手伝ってあげてくれ」と頼まれてすでに1年ちかく。すでに役目は充分果たしたと思っていますが、今あたしが辞めたら、今度は人手不足で店が完全に回らなくなるのもわかっているし、紹介者である知人との関係も壊したくないので、そこまで薄情なこともできず八方ふさがりの状態。
あー、こんなことになるならタイミング見計らって、もっと早くに辞めときゃよかった。

オークランドで接客業を検討している方、マジで面接来ませんか?フォーマルな店なんで、将来フライト・アテンダントを目指しているなら最適だと思うんですけど。捨てアドをコメントにいただけたら、速攻で詳細をお送りします。

助けてください。



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2 comments:

Anonymous said...

そーだよね、最初は短期のお手伝いだったのに、いつの間にやら主要メンバーになってしまったよね…
けど、その居にくい状況…何とかしたいね。
お上に、そのままのポジションがいい!と泣いてすがってもダメなのかしら…

9/25/2006 10:02 pm

Envy said...

> ayumiblackさん
新人ばかりでマネージャ候補になる人材がいないので、誰にもすがれない状況なんですよ・・・トホホ。
来年1月末には絶対に辞めるので、それまでに代わりのマネージャを養成してくれとお願いしました。それまでは奴隷です。奴隷。

> Cha Chaさん
スタッフはいい人ばっかりなんですが、オーナーが金の亡者でウンザリ。
店に監視用カメラが6台も設置されてて、オーナーは自宅でそれを常時見ているんですね。30分おきに電話かけてきて「電気消して経費削減しろ」だの「バイト代が高い奴から早く返せ」だの、うるさくて気が狂いそう。っつーか、いつかブチキレてケンカになりそう。

9/30/2006 3:55 am