レストランの巨大なガラス・ドアを突然新しくすることになり、工事で店が営業できなくなったため今日はランチのみで仕事終了。「ヤッター、家でゴロゴロするべ」と自宅に直帰したところ、目が血走った出勤前の旦那に遭遇しました。
とってもイヤな予感。
「何ソレ」
「だってさ、おまえ今日は仕事これで終わりだろ」
「だから何?」
「マジ、ホント助かったよ」
「まず用件言ってよ」
「29日のフライヤの締切・・・今日だったんだよね」
「あんたバカじゃないの。最低でも1週間前に原稿くれって言ったでしょ。徹夜でやって朝までに入れろっての?」
「違うんだよ、あと2時間なんだよ」
「・・・・・・・・・。」
えー、ウチの会社がプロモーションを手がけているバーで、29日にハロウィン・パーティを予定しているわけですよ。で、今回はスポンサーにヤグマイスタがついてくれたので、先方と連絡を取りやすい旦那が必要なロゴやテキストを用意して、あたしが印刷用の入稿データを制作することになってたんですね。
しかも、今回はいつもウチが使っている印刷所ではなく、先方と取引のある別な印刷所を使うと聞いていたので余裕を持って入稿したかったんですが、それを2時間でやれと。
クビ。あんたはもういらない。
でも、やらないわけにいきません。やらないで責められるのあたしですから。
そこで、先方の営業さんにはどんなデザインにすると話してあるのか尋ねてみました。
「ええとね、オークランドの街でゴジ〇とヤグマイスタの瓶が炎をボーって吹きながら戦ってる感じ」
わけわからん!!!!!
もうそれ以上聞いても理解不可能だったので、とにかく旦那を仕事場に送り出し、あわててコンピュータの電源をオン。残り時間1時間45分。以前、このブログのテンプレに使った画像なんかを使い回しして時間をかせぎ、なんとか締切までに入稿が完了しました。
ゴジ〇の画像は某オンライン・ショッピング・サイトのおもちゃ売り場から拝借。立派な著作権違反なので、気になる方はコチラからコッソリ完成品をご覧ください。
こんなアホなデザインで、担当者は怒られないんでしょうか。
3 comments:
あ、カワイイ。
作業の顛末(ってゆーか「またもとーちゃんのナイスキャラっぷり」)
を読んだ後に見たせいもありますけど、
バックの炎の「取って付けた感」は、逆に味わいですらあります。
ハロウィンといえば、昔友人と恒例でやってたハロウィンPartyで、
「参加者は仮装で」というルールの何を勘違いしたのか、
ナースや、スチュワーデス、果てはラムちゃんのビキニを仕込んで
参加したヤツ(男)らと一緒に、歌舞伎町を酔っ払って闊歩し、
ポン引きのニーちゃんと喧嘩になった事があります。
やー。世の中ピースで行きたいっすよね。
> ヨヨさん
炎なんて作ったことなかったんで、「んなものできねーよ」と思いましたが、 ココのチュートリアル読んだら3分でできました。ホント、世の中便利になったわ。
仮装パーティってのは"自分を捨ててバカに徹することができる人"を集めなければならないので、ある意味非常に難易度の高いパーティだと思います。素敵なお友達をお持ちですね。
> Cha Chaさん
ああ・・・あのパーティは今思い出しても腹が立ちますよ・・・。
ウチのダンナはこのパーティで、先日エイに刺されて亡くなったオーストラリアのクロコダイル・ハンター、スティーブ・アーウィンの仮装をするらしく、巨大なエイの人形を探して連日おもちゃ屋を訪ねている様子。大丈夫。今回は間違いなく仮装パーティと思われます。
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