今日、我が家にもやっとブロードバンドの時代がやってきました。それまではアナタ、56kですよ。ダイヤルアップですよ。
ニュージーランドは日本のように多くのプロヴァイダが価格競争するほどマーケットがデカくないんで、企業はともかく一般家庭では今でもダイヤルアップが主流なんです。市内通話なんかもともとタダだから、無料プロヴァイダがあった頃なんか電話の基本料金だけで普通にネット乗れてたし。でも、やっぱり仕事がらみで大きなデータの送受信をしたり、複数のサイトをドカーンと一気に開いて原稿を書いたりするにはダイヤルアップは地獄だったわけです。で、「今加入すれば無料でモデムが付いてくる!!お得だよーお得だよー」っていうプロヴァイダのクリスマス商戦に乗のせられて、ブロードバンド導入に至りました。
ところがですね。
半年ほど前、古かったけど快適に動いてくれていたコンピュータが突然煙と火花吹いてHDDと共に丸ごと死亡。しかもその時にどーしても2、3日中に印刷屋にデータをいれなくちゃならない締め切りギリギリの仕事があったんですよ。データはほどんどできあがってたのに、全部最初からやり直し。しかもやり直そうにもコンピュータがない。途方に暮れて、まっさらになったHDD握り締めながらコンピュータ屋のオヤジを涙目でみつめていたら、「アンタの義理の父さんが捨ててったやつ持って帰る?」と一言。オヤジが天使に見えた一瞬でした。そりゃーあなた、とりあえずネットに乗れてイラレとフォトショが動くんだったらなんでもいいって感じで、そのまま持って帰りましたよ。Windows95(!)で、HDDが2G(!!!)という切ない仕様でも、このコンピュータは見事にあたしのピンチを救ってくれました。
で、いくらなんでもWin95じゃどーしようもないんでOS乗せ替えたんですが、んなことしてたらディスクの70%がOSとサービスパックで埋まり、仕方なく外付けを購入。そして外付けを使い始めて以来、とりあえず仕事はできるし「次のマシン買う金ができるまでこれでいいべ」と、10年前のコンピュータ環境で満足してしまったあたし。えーと、Ethernetのプラグなんて差し込むとこないし、USBは1.1しか対応してないし、CPUもメモリも貧弱。つまりですね、ブロードバンド入れようが入れまいが、あんまり関係ないってことです。問題は回線じゃなくてハードだと。そのくらい気付けよと。…やーね、クリスマス商戦って。
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