Thursday, August 24, 2006
Gmail解禁

2晩連続でGoogleネタ。恐縮です。
最近、ネットではそこらじゅうにタダのサービスがゴロゴロしています。昨夜のエントリで紹介したGoogle傘下のWritelyなんか顕著な例で、アレの正規版が提供されるようになったら、誰もMicrosoft Wordなんか買わなくなるような気がします。

あたりまえですが、サービスがタダと言ってもGoogle社員が"ボランティアの皆さん"なわけではありません。これまでネットの消費者は金銭を払うことと引き換えにサービスや製品を手に入れてきましたが、これからはGoogleがまさに今進めているように、消費者はタダでサービスを受け、その代わりにサービスをサポートしているスポンサーの広告を大量に見せられ、別のモノで消費する形態が定着していくようです。
テレビを想像するとわかりやすい。民放はいくらギャラの高い芸能人が出演していてもタダで見放題。視聴者はその代わりにスポンサーのコマーシャルを観せられて、購買欲を煽られるわけです。

そんなネットのテレビ化が進む中、Googleもテレビ業界への進出を検討してるらしく、近い将来、家庭などにある各テレビが、番組視聴のデータを自動的に回収、統計をはじき出し、より消費の可能性が高いコマーシャルを優先的に放映するシステムを開発予定。観る人によってコマーシャルが変わるわけですね。
っつーか、あんまり考えたくないんですけど、ソレをやるには当然、"誰が観ているのか"を認識させるために、テレビつけたら認証作業をしなきゃならないんじゃないでしょうか。

ああ、パスワード忘れたらテレビも観れない時代が来るなんて。

さて、長くなりましたが、ここからが今日の本題です。
今までは、すでにアカウントを持っているユーザから招待状をもらわなければ新規登録できなかったGoogle運営のWebメール、Gmailですが、日本、ニュージーランド、オーストラリアの3国では、招待状なしで誰でも登録することができるようになりました。
あたしも某K氏から招待状を頂戴して、しばらくGmailを利用してますが、hotmailなどの他のWebメール・サービスよりも断然使いやすいので、もう一生やめられません。

Gmailの特長は、メールごとに貼り付けることのできるラベル、特定の送信者や任意の語句が含まれたメールを自動振り分けしてくれるフィルタ、笑っちゃうほどデカい2.7ギガもある容量などが挙げられると思うのですが、使ってみてその便利さを体感してもらえば、さらにその良さがわかってもらえるはず。
日本語による使い方マニュアル的サイトはまだあまりないようですが、今回の解禁で、初心者が短時間でマスターできるようになるためのHow toサイトが続々と登場すると思います。とりあえず、どんなものなのか概要を知りたい方はコチラからどうぞ。

ま、メルアドなんていくら持っててもソンになることはないので、まだアカウントをお持ちでない方は、だまされたと思って登録してみてくださいな。

Gmail - http://mail.google.com/



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