Wednesday, July 05, 2006
ちょっと聞いてくださいよ 1

どうも。なんだかんだで1ヵ月もご無沙汰になってしまいました。
レストランにビッチリ週7日、1日14時間の労働法を完全に無視したシフトを組まれるは、大停電に見舞われたと同時にコンピュータの電気系統がふっ飛ぶは、挙句の果てには殺人未遂事件に自らが巻き込まれるは、すさまじい1ヵ月を過ごしていました。

ま、やっぱりハイライトは殺人未遂ですかね。

6月29日木曜日から翌金曜日にかけての深夜1時30分ころ。レストランにやっと新人が入ったので、14時間シフトから解放されて早目に帰宅、部屋の掃除をしていたら、ドアをノックする音が聞こえました。
どうせ旦那かフラットメイトの友達だろうと思ったけど、2人とも朝まで仕事でいないし、相手をするのもめんどくさかったので最初は無視してたんですよ。ところが何度もノックが繰り返されたんで、何か急用かもしれないと思って玄関へ。

んで、チェーンもかけずにドアを開けました。

するとそこには、見たことのない小汚い白人の男がひとり。

「あの・・・トイレ貸してください」

右手に持ったクシで肩くらいまで伸びたボサボサの暗めのブロンドの髪を梳かしながら、男は落ち着きのない様子。

「ダメ」

「ウンコしてトイレ臭くしないから貸して」

「ダメ」

今思うとスゴイ会話だったと思う。
男はその後もなにやらゴニョゴニョ言っていましたが、いくらウンコしないと宣言されようが、さすがのあたしも深夜に見知らぬ男にトイレを貸すほどお人好しではないので、男がドアに手をかけようとした瞬間にドアを思い切り引っ張って閉めました。

ところが、ウチには裏庭に面してもう一箇所ドアがあるんですよ。そっちはガラスに格子をはめたフレンチ・ドアなんで、鍵穴のあるメインの鍵がきちんとかかっていなければ、外からガラスを割って内側に手を伸ばせば簡単に開けられてしまう。
そこで、玄関のドアを閉めてからダッシュでキッチンへ行ってフレンチ・ドアの鍵を確認していたら、いつの間にか裏庭に回り込んでいた男が暗闇から近寄ってくるじゃないですか。

「オレはそんな悪党じゃないよ。ヒヒヒ・・・」

窓越しに話しかけてくる男。
それに対してあたしはFワードを20連発ほど浴びせて応戦。
しばらく言い合いを続けると、男は再び裏庭の奥の暗闇へと消えて行きました。
あたしの1番スゴいところは、ここで警察に電話せずに自室に戻って鼻歌を歌いながら掃除の続きを始めたこと。もう男がバカなのかあたしがバカなのかわかりません。

ところが、翌日とんでもないことが・・・

長くなるので続きは明晩。



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