Sunday, July 09, 2006
甘い生活

ウンコ男のおかげで、毎日のように警察と連絡を取り合って容疑者らしき男が映ったビデオや写真を見たりしているので、なんだか精神的にグッタリ。そんなあたしを元気づけようとしたのか、今朝、旦那が仕事の帰りに宇宙海賊キャプテン・ハーロックのDVDを借りてきてくれました。

やー、ハーロックをアニメで見たのは初めてなんですが、ムチャクチャいい男ですね。
トレードマークの漆黒のマントに身を包み、体制に逆らいながら自己の信念を貫く、寡黙で孤独な男。死と背中合わせの人生をまるで楽しんでいるかのような、自信に満ちた言動が生み出す究極のダンディズム。

ま、んなことはどうでもいいんです。実はDVDを見ながらココアを飲もうとして、無意識のうちにスプーンにココア山盛り2杯と砂糖1杯半をカップに入れていたことに気づいたんですよ。で、当然のことですがメチャクチャ甘いココアができあがる。

ひょっとして、これは体に悪いのではないか。

あたしは酒の肴にチョコレートを食べるくらい大のチョコレート狂ですが、そんなあたしですら、ニュージーランドに来た当初はチョコレートやアイスクリームが甘すぎて食べられなかったはず。でも、最近では何の抵抗もなく250gもある日本の業務用サイズのような板チョコをモリモリ食べてるし、2リットルのバケツに入ったアイスクリームなんか、バケツ抱えたまま半分くらい余裕でイケる。

ますます体に悪いのではないか。

あまりにも心配になったので、主要国ひとりあたりの年間砂糖消費量を調べてみたんですが、統計を見てガクゼン。キューバ、ベルギー、ブラジルに続いて、ニュージーランドの砂糖消費量は年間56.9キロで世界第4位。日本はたったの18.7キロ。
すっかり現地の味に慣れてしまったあたしは、日本にいたときに比べて3倍以上の砂糖を消費してることになります。

いやだ。まだ死にたくない。

そこで次は世界の平均寿命を確認してみました。
結果、日本は82歳で世界トップ、ニュージーランドは80歳で9位。その差わずか2歳。
この差が砂糖摂取量によるものかどうかはわからないにしろ、まぁ、日本の3倍砂糖を摂ったところで寿命は大して変わらないってことですかね。

明日はバケツでアイスクリーム買うことに決めました。



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