昨夜まで2回に渡って殺人未遂事件に巻き込まれたことをご報告しましたが、ウンコ男は未だ逃走中。ご近所の皆さん、充分注意してくださいね。
今夜はそんな歴代の深夜の訪問者の中でも、ウンコ男に続いて強烈だったタオル男の話でもしますかね。
あれは今から1年近く前のこと。
深夜3時ごろ、家には当時のフラットメイトだった日本人女性とあたしだけで、旦那はその夜も仕事に出ていました。フラットメイトの女性は朝が早い仕事だったので、その時間はすでに就寝中。
旦那の帰りを待って自室でコンピュータをいじっていたあたしは、途中でコーヒーを作るためにキッチンへ行ったんです。前日のエントリを読まれた方はすでにご存知の通り、ここには問題の裏庭に面したフレンチ・ドア(ガラス戸)があるわけですね。
そしてフレンチ・ドアのすぐ横のシンクでヤカンに水を溜めていると、ドアをコツコツと叩く音が聞こえました。驚いて振り向くと、ガラスの向こうに男が直立不動の姿勢で立ってるじゃないですか。
しかも全裸なんですよ、奥さん。
ドアを挟んでいるものの、男との距離は1メートルにも満たない至近距離。さすがのあたしも仰天して棒立ちになっていると、男は微笑みを浮かべながら丁寧な口調で話し掛けてきました。
「夜分にすみません。どうかドアを開けてください」
「・・・・・・。」
「タオルをね、貸していただきたいのですが」
んなアンタ、夜中3時に全裸の男に訪問されてタオル貸すわけないですが、混乱したあたしは無言のまま、男の股間にブラさがっているブツをじーっと凝視していました。そして、あたしの視線の先に気づいた男はなぜかジリジリとスリ足で後退。
と思ったら、突然踊り始めました。
ええ。踊ったんですよ。ジョン・トラボルタのディスコ・ダンスみたいなやつ。
しかも男がいる場所まではキッチンからの光があまり届かず、最初は何をしているのかよく見えなかったんで、あたしは反射的に外灯のスイッチを点けてしまったんですね。んだもんで暗闇の中で全裸の男がスポットライトを浴びて踊っているような状態になったわけです。
そりゃーもうシュールな眺めでした。
結局、我に返ったあたしが罵声を浴びせ続けると、男は再びフレンチ・ドアまで近づいてきて、全身をガラス戸にびたーっと押し付けてからゲラゲラ笑いながら逃げていきました。
もうね、こんな経験しちゃうと、「ウンコしないからトイレ貸せ」なんて言われてもビビらなくなっちゃうわけですよ。
2 comments:
やー。久々っす。
とうちゃんの看病疲れで心中でもしてんじゃないかと思って心配しましたよー。元気そうで良かった・・・って死にそうになってんじゃないすか!!
あのエリア、抜群に便利だけど
やっぱ怖いっすね。。
いくら怖いもの知らずとは言え、
命だけは取られんでくださいよ。
ブツ見るほうがまだマシです。
「玉は撮っても、タマ(命)取られるな」
でお願いしますよ。ひとつ。
どうもどうも。
このブログにウンコ男に関して書いて以来、ありがたいことに励ましのメールを多方面からいただいているのですが、「刺される前に刺せ」とか、「次回からはオマルを用意しておけ」など、およそ非現実的なアドバイスばかりで全然役に立ちません。
ここを引っ越すつもりはないので、今後、どのような対策をすればいいのか途方に暮れています。
やっぱり、万が一に備えてタマ蹴り用に鉄ゲタを履いて暮らすべきでしょうか。
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